冠寄付情報
シトラスリボン 人権啓発活動助成金
2021.12.20
シトラスリボンプロジェクトは新型コロナウイルスに感染された方や医療従事者・エッセンシャルワーカーの方が、各々の暮らしの場所で「ただいま」「おかえり」と受け入れられる雰囲気を作り、暮らしやすい社会を目指す市民運動です。
長野県経営者協会、長野県中小企業団体中央会、長野県商工会議所連合会、長野県商工会連合会、日本労働組合総連合会長野県連合会が協力して「シトラスリボンプロジェクト」を応援するため、ピンバッジの売上などの寄付募集を行いました。
長野県みらい基金ではこの寄付金を活用し、人権全般に寄与する活動への助成を行います。
※シトラスリボンプロジェクト「リボン作成費助成金」も募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。
<2022.3.28>
2021年12月20日(月)から2022年2月16日(水)まで公募された、「シトラスリボン啓発活動助成金」の助成先団体が次のとおり決定しました。
人権啓発活動助成金:団体数 8団体/助成総額 1,520,000円
団体名 | 事業名称 |
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特定非営利活動法人 コスモス村(諏訪郡富士見町) | 「コスモス村だより」映像制作プロジェクト |
実施する取り組みの概要 | |
人権、人の尊厳を学ぶには、それを大切にした生き方をしている人を、身近に感じることが大事。その研修に関して全国からたくさんの希望者がいるが、月に1回・5名までしか受講できないという制約があり、オンライン講座を希望する声がかなりある。そのため、丁寧に映像にして伝えてはどうかと考え、その映像制作にかかる費用を助成によりおこなう。 |
団体名 | 事業名称 |
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NPO法人 松代大本営平和祈念館(長野市) | 国際平和の推進のため、人権を擁護する活動 |
実施する取り組みの概要 | |
国家的プロジェクトとして建設された松代大本営地下壕では、植民地朝鮮から無理矢理連れてきた人々に不衛生で自由のない生活を送らせ、危険な労働を強制した事実がある。このような人権侵害はなぜ起きたのか、アジア太平洋戦争当時の国際関係はどうなっていたのかなど、史実を見学者に伝えるため、地下壕見学者へのガイド活動の企画立案・実施・報告まとめ、当NPO法人発行の印刷物を作成・配布、学習会、シンポジウム、各種イベントなどの企画運営を行う。 |
団体名 | 事業名称 |
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一般社団法人 満蒙開拓平和記念館(下伊那郡阿智村) | 満蒙開拓体験者の証言映像記録のためのビデオカメラ購入 |
実施する取り組みの概要 | |
当記念館では証言映像記録活動を開館(2013年4月)以前からおこなっており、展示や平和講話などで上映しているが、使用中のビデオカメラが故障し、コロナ感染とも重なって取材ができなくなっている。助成金でカメラ等を購入し、可能な限りご健在の方々にお話を聴いて記録し、後世に伝える資料とする。 |
団体名 | 事業名称 |
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つなぐ♡HUB(駒ケ根市) | 子どもが運営する食堂『あるぱかふぇ』 |
実施する取り組みの概要 | |
学習支援事業「アルパカフェ」の子どもたちの中には、発達障がいを持ち周りとの関係に悩んでいる子どもや、学校に通えない子どもも参加している。助成金でキャリアコンサルタントによる「自己理解」「他者理解」「仕事や働くことへの意識」をテーマに講座を行い、お互いを認め合い活動に取り組むことで地域・社会で生きていくために必要な力を育てていく。 |
団体名 | 事業名称 |
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ダイバーシティ信州(諏訪市) | LGBTQユースの居場所づくり&勉強会 |
実施する取り組みの概要 | |
助成金により、LGBTQの子ども・若者が安心して過ごせる居場所を創設し、正しい知識を学ぶことにより、性のあり方にとらわれず、自分らしさを大切にし、自己肯定感を感じることができるようになる。また、学校と家庭以外に安心と安全を感じられるような居場所ができることにより、LGBTQ の子ども・若者同士がつながれる場所や機会が創設でき、“誰ひとり取り残さない”社会が実現する。 |
団体名 | 事業名称 |
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地球人(諏訪郡富士見町) | 子どもたちのためのニューロダイバシティ&インクルーシブを知ろう |
実施する取り組みの概要 | |
どんな人も脳神経の多様性(ニューロダイバシティ)の中にいるのだという理解から、第一線で活躍する講師をお迎えした講演会の実施をし、地域全体で知見を深める。包括(インクルーシブ)社会のための仕組みづくりの道筋、またSDGsの取り組みを通して少数派のこどもらが置かれている困難な状況を自分事として考えることができる人材を育成するきっかけ作りをする。 |
団体名 | 事業名称 |
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信州ファンドレイジングチーム(塩尻市) | 信州こども自主活動応援サポート体制づくり |
実施する取り組みの概要 | |
子供の権利(人権)を守るため、子どもたちが、「やりたい」ということを実現する、自由に発信することができる、地域社会づくりに貢献することが根底の事業目的。そのために、地域のために何かやりたい!と思った時に行動にうつせるよう、活動を資金面から支援するとともに、活動実施に対して具体的に相談にのりながらサポートしていく。 |
団体名 | 事業名称 |
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NPO法人 WHITE CANVAS(安曇野市) | ものづくりの可能性を通して障害特性を理解する研修事業 |
実施する取り組みの概要 | |
ものづくりと障がい、精神疾患に精通した精神科医と、ものづくりの活動を支える作業療法士、活動の土台となる健康面、体の状態をケア・サポートする看護師といった専門家による研修会を開催し、地域の障がい福祉の従事者や教育者、発達に課題を持つ方々を支える保護者等が学び、実際の支援や療育に生かす知識を学び合う場を作ります。また、作品の事業所内外での展示・販売を計画する。 |
助成対象団体 | ① 特定非営利活動法人(NPO法人)、ボランティア団体など(規模や、法人格の有無は問いません。) ② 主たる事務所等の所在地、活動地域が長野県内にある団体 ③ 長野県の寄付サイト「⾧野県みらいベース」の登録団体であること。 ④ 助成金の対象となる活動の情報公開に同意いただける団体であること。 ⑤ 活動実施後、活動報告書(様式3)等の提出及びホームページ(長野県みらいベース等)等への公開に同意いただける団体であること。 |
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助成対象となる活動 | コロナ禍に対応した以下の活動を行う団体、または始める予定の団体 ① 人権全般に関わる活動 ② 医療従事者支援等に関わる活動 ③ 男女共同参画に関する活動 ④ ダイバーシティに関する活動 ⑤ その他、本制度の目的に沿うと判断される活動 |
助成金額 | 1団体あたり10万円以上、20万円を上限(10~13団体を予定) |
助成対象となる経費 | 活動に係る運営資金、研修費、消耗品費(活動の目的に関連するもの)、人件費(活動の遂行に必要な費用)、その他この制度に沿うと判断される経費。 |
助成対象とならない経費 | ① 団体の運営にかかる日常的な経費 ② 他の公的助成を受けている活動経費 ③ 領収書等により支払額や支払日、使途等が確認できない経費 ④ 2022年4月1日から2023年3月31日までの期間外に発生した経費 ⑤ その他、活動を実施する上で適当でないと認められる経費 |
申請方法 | ① 当サイトより、「様式1・助成申請書」および、「様式2・予算書」をダウンロードしてください。 ② 各項目に入力の上、印刷して押印し、必要書類を添付して、原本は郵送で、電子データはEメールにて、長野県みらい基金松本事務所へ提出してください。
【原本送付先】
【電子データ送信先】
※助成金審査の結果、助成団体に選定された場合には「長野県みらいベース」への団体登録いただくことが必須条件になります。 |
団体登録方法 | 当サイトから団体登録要綱をご確認ください。 その上で様式による書類(第1号~第4号)に必要事項を記入し、印刷・押印し、必要書類を添付して、長野県みらい基金 松本事務所に郵送してください。 また、申請書データはPDFに変換せず、長野県みらい基金 松本事務所に送信してください。 ※団体登録の申請書類一式と、シトラスリボン人権啓発活動助成基金の応募書類一式を同封していただいてもかまいません。 |
審査方法 | 長野県みらい基金の審査委員会にて審査します。 |
選考の主な視点 | ① コロナ禍における人権、男女共同参画、ダイバーシティ、LGBTなど人権全般に寄与する ② 上記の対応が確実に行われると判断できる、履行可能な組織 |
申請告知 | 2021年12月4日(土) |
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受付期間 | 2021年12月20日(月)~2022年2月16日(水)*当日消印有効 |
助成団体発表 | 2022年3月22日(火) |
助成金交付 | 助成団体発表から2022年4月8日(金)までの間 |
活動実施期間 | 助成交付日~2023年3月31日(金)まで |
報告書の提出 | 活動終了後1ヵ月以内または、2023年4月30日(日)のいずれか早期に到来する期日までに、「様式3‐①・活動報告書」と「様式3‐②・収支計算書」を提出してください。 ※活動報告書は長野県みらいベースのサイト上に公開します。 |
お問い合わせ・お申し込みは 公益財団法人 長野県みらい基金「シトラスリボンプロジェクト」係 〒390-0852 長野県松本市島立1020 松本合同庁舎2階 TEL 0263-50-5535 / FAX 0263-50-6561 E-Mail matsumoto@mirai-kikin.or.jp |