2022 信州eye基金
2022.04.04
当財団では、長野市に在住されていた女性の方からの遺贈寄付を原資に、令和3年度(2021年度)に信州eye(アイ)基金を設立しました。
当基金では、遺贈寄付者のご意思に基づき、県内の視覚障がい者の学業・就労支援及び視覚障がいに関わる非営利型民間支援活動 に助成をしていきます。
<2022.9.8 結果発表>
2022年度「信州eye基金」の助成先団体が次のとおり決定しました。
助成先団体数 11団体
助成決定総額 5,100,000円
審査委員総評
・事業の「継続性」は重要な観点である。助成金の使途について、機器の購入費であれば長期的に使用できる場合も多いが、活動に関する人件費であれば、その取り組みが助成以降も持続可能なものかどうかというところは一つのポイントになる。
・実際の希望額から最小限に絞って申請する団体もあれば、助成申請の豊富な経験を活かして最大限申請する団体もあるのではないか。また、各事業が目指すゴールもそれぞれ異なり、多くの当事者に薄く広く支援が行き渡る事業と、少数であるが故に困難な状況にある当事者を支援する事業では、支援対象人数や費用対効果により両者を単純比較することは難しい。より「公平性」を担保できるよう、次年度の助成設計や審査基準を見直していきたい。
・幅広い分野の委員により客観的な視点を担保する一方で、審査する内容はプロフェッショナルな部分もある。事前勉強会の開催等により、審査委員会の「専門性」を高めていく工夫も必要と感じる。
・本基金の存在を本当に必要とする当事者・支援者へいかに広く伝えるか、引き続き「広報」は力を入れて行うべき。
・視覚障がい当事者が諦めている多様な体験や現場支援者のニーズ等について、助成事業の審査や活動報告で得られた知見をまとめ、行政と情報共有していくことも本助成の使命ではないか。
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
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障害のある子どもの触知教育研究会/長野市 | 長野県内の盲学校児童生徒と大学生との触知教材交流事業 | 486,000円 |
実施する取り組み | ||
視覚障害のある児童生徒の学習や楽しみとして、点字図書や触察迷路などの触れる教材(触知教材)は重要ですが、盲学校では種類も量も不足している現状があります。特に現在、物への接触は以前より慎重な扱いが必要であり、触れる教材を児童生徒同士が自由に共有することが困難です。 本事業では、凹凸印刷ができる立体イメージプリンタを用いた触知教材(点字図書、触察絵本・迷路、立体塗り絵など)を、特別支援教育を学ぶ大学生達が考案・製作し、県内盲学校へ寄贈します。教材はデータベース化し、ニーズに応じて増刷提供できるようにします。 また、盲学校の児童生徒と大学生との交流を実施し、触察絵本の読み聞かせや塗り絵、迷路遊びなどを行います。 これらの取り組みにより、長野県内の視覚障害のある児童生徒に、多様な教材を提供し、学習支援を充実させるとともに、長野県の未来の特別支援教育を担う大学生が、視覚障害児の困難や支援の実際について学ぶ機会を作ります。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
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美須々ケ丘セミナー/松本市 | 美須々UDR応援プロジェクト | 765,000円 |
実施する取り組み | ||
長野県松本美須々ケ丘高等学校に入学した全盲の生徒が、学力向上を図り、高校卒業後の進路希望を実現できるようにサポートします。 高校生や大学生のボランティアが関わり、教科書以外の副教材(参考書・問題集等、県費で賄われないもの)の点訳・データ化を行うとともに、本校の高校生たちが点字についての理解を深める場を作ります。また、理科や数学の図・グラフを触って把握できる立体モデルを作成します。 これらの取り組みにより、点字教材等の不足を補い、全盲の生徒が他の生徒と同じ内容の教材を使って一緒に学習できる環境を作ります。また、高校生や大学生が支援を通じて身に着けたスキルや発想を広く社会で活用できるようにしたいと考えます。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
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点訳サークル でんでん虫の会/上田市 | 新方式点字プリンターを導入し、地図や絵の入った点字文書を作成する事業 | 422,000円 |
実施する取り組み | ||
当サークルでは、外部支援団体を通して視覚障がい者から多種多様な図書・文書の点訳依頼を受けています。そのなかで、パンフレットや絵本の点訳依頼を受けるときに、保有する点字プリンターの制約から点字文字のみで対応せざるを得ず、グラフィックデータを表示できないことが課題でした。 この事業では、サーマルヘッド熱発泡方式のグラフィック点字プリンターを新たに導入し、従来の文字による点訳に加え、パンフレットや絵本に地図やイラストの入った分かりやすい文書を作成し、視覚障がい者にお届けします。(このほかにも有効に活用できる分野を広く検討していきます。) これにより、視覚障がい者のさらなる利便性の向上や文化的な体験の充実を目指します。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
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障害者スポーツサポートボランティア にじ色ゆめクラブ/長和町 | ゴールボール競技の体験会と練習環境充実 | 765,000円 |
実施する取り組み | ||
県内では、ゴールボールのクラブチームが定期的に練習したり、視覚障がいを持つ子どもたちが新たにゴールボールを体験したりするためのプレー環境が十分にありません。(例えば、長野県障がい福祉センターの体育館には競技備品がありますが、他の利用者の状況により、静寂な環境の確保が難しい場合もあります。) この助成を受け、持ち運びのできるゴールボールの競技備品を購入することで、十分な広さのある貸し切りの体育館であれば、どこでも競技を行うことができるようにします。 これにより、視覚障がい者を含むクラブチームが地域内で定期的に練習できる環境を作ります。また、教育機関と連携して県内盲学校等での体験会を実施し、晴眼者も含めた子どもたちがゴールボールを体験できる機会を作ります。 これらの取り組みで障がい者スポーツを広く知ってもらい、ゴールボールを通して視覚障がい者と晴眼者の交流を広げることを目指します。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
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長野盲学校PTA/長野市 | 学びの充実プロジェクト | 743,000円 |
実施する取り組み | ||
理療科の解剖模型、パーキンスブレイラー(点字タイプライター)や拡大読書器等は高価なため、盲学校では最低限しか整備されていません。解剖模型は古い型のものを使い、パーキンスブレイラーや拡大読書器は複数の生徒が交代で使っています。 この助成を受け、新しい解剖模型を購入し、理療科の生徒が筋肉の成り立ちをより深く理解できるようにします。また、パーキンスブレイラーと拡大読書器を購入し、個別に行き渡る台数を増やして、子どもたちの読み書きの環境をより充実させます。 このほかにも、資格取得や模擬試験に対する補助、家庭負担となる幼稚部幼児・高等部生徒の災害共済掛金に対する補助、学校が一人ひとりの障がいに合った教育を行うための心理検査教材の購入等により、子どもたちの学びの充実を図ります。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
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長野県赤十字音訳奉仕団ひびきの会/安曇野市 | 視覚障がい者等に向けた合成音声による広報誌等の作成 | 207,000円 |
実施する取り組み | ||
当団体では、月刊誌や図書館用書籍、個人の依頼本など、朗読によりさまざまな音訳図書を作成してきました。しかし、松本市の広報誌(広報まつもと・公民館報・社協だより・市議会だより)や視覚障害者福祉協会のお知らせといった文章は、その性質からできる限り早く提供することが求められており、音読やその編集に時間がかかることが課題でした。 本事業ではAIによる合成音声を用いて、通常の音読よりも速やかな音訳文書の作成を行います。昨年度から試験的に始めたこの取り組みを発展させ、この助成を活用して合成音声を作成できるパソコンを増やし、会員内での合成音声作成の講習を充実させることで、広報等を紙面による配布に遅れることなく、利用者に届けられるようにします。 加えて、現段階では広報誌の音訳は必要最小限の記事に限られていますが、全紙面を知りたいとの要望もあるため、その対応を目指します。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
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点訳ボランティア ブライユ丸子/上田市 | 点訳活動に必要な機材(パソコン)及び点訳用ソフトの整備による視覚障害者への的確な情報の迅速な提供 | 538,000円 |
実施する取り組み | ||
当団体では、上田市や社会福祉協議会の広報誌、地域の配食用献立表、公共交通機関の時刻表など、視覚障がい者の依頼を受け、生活に必要な文書の点訳や点字印刷、発送を行っています。ボランティアは旧式のパソコン(サポート期間の満了したOS)やソフトウェアで活動を続けており、誤点訳や点訳作業の遅れといった問題が生じています。(行政や福祉団体等からの助成も受けていますが、大部分は用紙代等に充てており、点訳作業に要するパソコンやソフトウェアの更新費はほとんど得られない状況です。) この助成を受け、点訳に使用するパソコンとソフトウェアを更新することで、速やかに正確な点訳作業を行えるようにします。これにより、誤りのない情報を迅速に提供し、視覚障がい者の暮らしのさらなる利便向上を目指します。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
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朗読奉仕の会「声の輪」/飯田市 | 録音図書製作事業 | 237,000円 |
実施する取り組み | ||
「声の輪」は視覚障がい者など読書に困難がある方々のための録音図書を製作しているボランティアグループです。昭和56(1981)年にカセットテープの録音図書製作からスタートし、現在はDAISY図書(誰しもがアクセスしやすいデジタル録音図書)の製作を中心に活動しています。 カセットテープ・CD資料も未だに一定の利用者があり、録音図書のダビングを行う必要がありますが、機材の老朽化による音の途切れや音質悪化等が大きな課題です。 この事業では老朽化した機材を買い替え、製作環境を整えます。新しい機材を使って録音図書(及びDAISY図書)を製作し、快適にお聞きいただける音質の資料をお届けします。 心豊かに生きるためには、新聞・雑誌など時事や生活に必要な情報だけでなく、物語や詩・俳句などの楽しみも必要です。人気作品だけでなく、一般の方の句集や郷土資料、マイナーな外国文学作品など、利用者からの製作リクエストにも多数お応えしています。今後も製作を続け、タイトル数を増やし、より多くの方へ届けたいと考えています。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
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AT&D Lab.(長野工業高等専門学校)/長野市 | 点字学習支援教具の開発 | 593,000円 |
実施する取り組み | ||
視覚に障がいがある人が点字入力を学ぶとき、入力結果がディスプレイに表示されるような教具では、それが正しいか否かを判断することができず、一人で学習することができません。結果として学習が遅れ、習得までの時間がかかってしまいます。 この課題を解決するため、点字を入力すると即座に発話する装置を開発します。本装置は長野県内の盲学校での評価を受けて、楽しく点字学習できる教具にしていきます。また、実際の活用に向け、盲学校の先生たちと製作体験ワークショップを行います。 これにより、点字入力を独学できる環境を整え、生徒さんの学習を支援するとともに、手紙を書くことができるようになるなど一人ひとりのコミュニケーションの幅が広がることを目指します。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
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長野県松本盲学校PTA/松本市 | 視覚障がい応援事業 | 12,000円 |
実施する取り組み | ||
視覚障がいのある児童生徒の資格取得に関わる学習機会を確保するため、英語能力や漢字能力に関する検定の受験費用を補助します。これにより、視覚障がいのある児童生徒の学力・生活力の向上とスムーズな社会参加を目指します。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
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音色くらぶ/松本市 | 若い世代を巻き込め!視覚障がい者が暮らしやすい街プロジェクト | 332,000円 |
実施する取り組み | ||
視覚障がい者に対し何らかの支援をしたいと考える市民にとって、障がい当事者が何に困っているのか、どのような助けが必要なのか、その実態を正しく知る機会は少なく、社会における助け合いのコミュニケーションは十分に確立されていません。 そのため、専門家による講演や声かけ支援の実技、当事者との対話等を通して、正しい情報を知るための場を設けます。現地開催に合わせライブ配信を行い、開催後もウェブ上で動画による情報発信を行います。 さらに若い世代の希望を募り、その後の同行援護従業者の資格取得(目標7名)を支援し、実態を理解した支援者を輩出します。 これらの取り組みにより、市民一人ひとりが持つ他者貢献への意識を後押しし、視覚に障がいがあっても暮らしやすい街づくりの実現を目指します。 |
助成対象団体 | 長野県内を活動拠点とした、特定非営利活動法人・ボランティア団体・公益法人・社会福祉法人・学校法人・地縁組織・協同組合などの公共的活動を行う非営利の団体(社会貢献活動を行うために、企業等で構成する任意団体も該当します)。なお、コース別の要件については次のとおりとします。
(A) 「学びたいを応援」:県内の視覚障がいを有する児童・生徒の学習支援に資する活動 (B) 「暮らしを応援」:県内の視覚障がいを有する者への全般的な支援に資する活動 |
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助成対象となる活動 | (A) 県内の視覚障がいを有する児童・生徒の学習支援に資する次の活動 ① 大学等進学奨学金 ② 特別支援教育就学奨励費の国庫補助対象のうち、限度額を超過した費用への補助 ③ 幅広い学びに対する支援(漢検・英検等将来に活かせる資格取得等) ④ その他、県内の視覚障がいを有する児童・生徒の学習支援に資する活動 (B) 県内の視覚障がいを有する者への全般的な支援に資する次の活動 |
助成金額及び採択団体数 | (A) 県内の視覚障がいを有する児童・生徒の学習支援に資する活動 1団体あたり上限85万円(採択予定数:2団体程度) (B) 県内の視覚障がいを有する者への全般的な支援に資する活動 ※本助成の申請に際して自己資金の計上は必須ではありませんが、事業によって計上いただくことは可能です。(例:助成金85万円+自己資金15万円=総事業費100万円) |
助成対象となる経費(対象経費) | 活動に直接必要な費用、学費等、研修費、改装費、備品購入費(事業の目的に関連する備品)、人件費(活動の実施に必要な範囲に限る)、その他この制度に沿うと判断される使途。 |
助成の対象とならない経費(対象外経費) | ① 団体の経常的な運営経費・公共料金・交通費など日常的な経費 ② 継続的事業で、一部助成しても次回からの見通しが立ちにくいもの ③ 高額機器・機材の一部で、助成しても購入できないもの ④ 既に終了した事業やその欠損補填 ⑤ 本活動期間外に支出した経費 ⑥ その他事業を実施する上で適当でないと認められる経費 |
申請方法 | ① 当サイトより、「様式1 助成申請書(PDF形式)・(Word形式)」、「様式2 事業計画書(PDF形式)・(Word形式)」、「様式3 収支予算書(PDF形式)・(Excel形式)」をダウンロードしてください。 ② 各項目に入力の上、印刷して押印し、必要書類を添付して、原本は郵送で、電子データはEメールにて、長野県みらい基金 松本事務所「信州eye基金」係まで提出してください。 【原本送付先】※令和4年(2022年)7月29日(金)まで(当日消印有効) 【電子データ送信先】※令和4年(2022年)7月29日(金)必着 ※助成に当たっては、公共的活動応援サイト「長野県みらいベース」への団体登録をいただくことが条件になります(申請に際しては未登録でも可)。登録は採択された後でも構いませんが、登録は随時受け付けておりますので、申請を希望する団体で未登録の場合は早めにご準備をお願いします。なお、公共的活動応援サイト「長野県みらいベース」への団体登録には登録料2,000円が必要となりますので、申請に際してご承知おきください。 |
団体登録方法 | 当サイトから団体登録要綱をご確認ください。 その上で様式による書類(第1号~第4号)に必要事項を記入し、印刷・押印し、必要書類を添付して、長野県みらい基金 松本事務所に郵送してください。 また、申請書データはPDFに変換せず、長野県みらい基金 松本事務所に送信してください。 |
審査方法及び助成金の支払い | ・事務局による申請要件・資格確認後、第三者審査委員会にて審査します。審査結果は、長野県みらいベース上で公開するとともに、申請団体宛て書面で通知します。 ・助成金は、採択後に助成金申請書(様式4)により概算払いにて支払います。事業終了後に精算の手続きを行いますが、助成金に残額がある場合には返還いただきます。 |
選考の主な視点 | (1) 活動の公益性 活動の目的、ターゲットが明確になっているか。また、それらが当助成の趣旨に合致しているか。 (2) 必要性 (3) 実現可能性 (4) 団体等の適格性 |
活動報告及び精算 | (1) 原則として、活動終了後1ヶ月以内又は令和5年(2023年)4月10日(月)のいずれか早期に到来する期日までに、活動報告書(様式5)及び収支報告書(様式6)を提出してください。各報告書は、取りまとめの上、個人情報を除いて公共的活動応援サイト「長野県みらいベース」上で公開します。
(2) 収支報告書(様式6)を提出いただく際には、領収書等、実際に経費を支払ったことが確認できる証拠書類(写し)を併せて提出いただきます。 (3) 精算に際して、各予算科目の20%程度の増減などの軽微な変更は可能ですが、それを超える変更が生じる恐れがある場合には事前にご相談ください。 (4) 活動報告書等の審査の結果、当該助成金を他の用途に使用したことが判明した場合等には、交付の決定の全部又は一部を取り消す場合があります。 |
助成額の精算助成金に残額がある場合には返還いただきます。
申請告知 | 令和4年(2022年)4月4日(月) |
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受付期間 | 令和4年(2022年)4月4日(月)~ 令和4年(2022年)7月29日(金)※当日消印有効 |
審査結果発表 | 令和4年(2022年)8月下旬ごろ |
助成金交付 | 令和4年(2022年)9月~10月(概算払いにより随時) |
活動実施期間 | 助成金交付日~令和5年(2023年)3月31日(金) |
報告書の提出 | 活動終了後1ヶ月以内、遅くとも令和5年(2023年)4月10日(月)まで ※活動報告書は、長野県みらいベースのサイト上に公開します。 |
・本助成事業は、令和4年度(2022年度)から複数年での実施を予定しています。募集は単年度で行いますが、同一団体・同一事業でも、審査の結果により継続しての採択も可能です。 ・ただし、年度ごとに本助成事業の変更をする場合がありますので、ご承知おきください。 |
お問い合わせ・お申し込みは 公益財団法人 長野県みらい基金 松本事務所「信州eye基金」係 〒390-0852 長野県松本市島立1020 松本合同庁舎2階 TEL 0263-50-5535 / FAX 0263-50-6561 E-Mail matsumoto@mirai-kikin.or.jp |