「信州ハムSDGs基金」 2024春助成
2024.04.12
信州ハム株式会社では1941年の創業以来、信州の、爽やかなハーブの薫る緑の地の、ハム造りに最も適した大自然の恩恵の下、美味しさと安全にこだわった商品を作り続けています。創業の地である信州、そして信州ハムをご愛顧いただき、支えてくださっている地域の皆様への恩返しとして、また経済のみならず、社会や環境の側面においても地域と地球のより良い未来を願い、2022年度に「信州ハムSDGs基金」が創設されました。
「信州ハムSDGs基金」は、持続可能な美しい信州の自然環境やそこにある子どもたちの学び・育ち、地域の暮らしを守っていくための活動を応援する冠基金(助成)プログラムです。
「信州ハム2023年お歳暮・グリーンマークギフトセット」の売上の一部(2023年11月~12月中)を原資に2024春助成と題し、子どもたちの豊かな体験・学びや一人ひとりの育ちを支え、地域社会の持続可能性につながる取り組みを支援します。
<2024年7月3日>
助成先団体が次のとおり決定しました。
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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ヒッポポ食堂(松本市) | 子どもの健全育成/まちづくり | 100,000円 |
活動で目指すこと | ||
『子どもが安心できる居場所』を提供することが第一の目指すこと。 その他は以下の通り。 (子どもに対して)・孤食防止・多世代との交流・コミュニケーション能力向上・学習の場 (大人に対して)・孤立防止・子育て支援・物資の支援 (地域に向けた目的)・子どもたちの見守り・自治体活動の活性化・コミュニティ作り |
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実際に行うこと | ||
バランスを考えた食事の提供。希望する子どもに対して、ボランティアによる学習支援の場と時間を設ける。 子どもたちが楽しめる工作をし「集中力・記憶力・理解力」を身につける。また、学生ボランティアなどと共に行うことで多世代交流ができる。季節を感じる(縁日・クリスマスパーティー・餅つきなど)や子どもたちの思い出に残るイベント(人形劇・マジックショー・音楽隊など)を行う。フードバンクでは、物価高騰で困っているご家庭に食材やお米、日用品などを配布する。また、保護者や子どもたちの悩みの共有をし、必要な場合、専門機関に繋ぐ。 |
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関連するSDGs項目 | ||
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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もぐもぐキッチン・ララ・ランチ(飯田市) | 福祉/子どもの健全育成 | 50,000円 |
活動で目指すこと | ||
「子ども食堂を介した料理教室」を開催し、子ども(主に幼児~高校生)に料理作りへの興味・関心を高めてもらい、子どもたちの食の自立を目指します。 | ||
実際に行うこと | ||
1)料理教室:毎月第3日曜日の午前に開催します。人数は子ども+保護者で約40名が参加します。習熟度に応じたレシピを用意し調理をして貰います。約2時間で調理して、その後自ら作ったもので会食をします。手洗い・マスク着用等衛生に関する指導、包丁の使い方等安全に関する指導も徹底させます。 2)弁当配布:料理教室開催週以外の週に実施します。弁当はスタッフおよびボランティアで調理します。 料理教室、弁当配布はいずれも無料で実施します。 |
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関連するSDGs項目 | ||
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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一般社団法人 笑顔の花(安曇野市) | 保健・医療/文化・芸術 | 50,000円 |
活動で目指すこと | ||
インクルーシブ教育。子どもの居場所、学習支援。障害児とその家族との地域交流。インクルーシブ・多世代交流・地域の人々が食を通じて笑顔で繋がれる居場所づくりを広げる。 | ||
実際に行うこと | ||
月1回(合計10回)みんなの食堂の日を開催する。
〇農業体験 〇料理を作る 〇高校生や大学生からの学習支援・宿題のサポートなど |
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関連するSDGs項目 | ||
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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NPO法人安曇野ふるさとづくり応援団(安曇野市) | 生涯学習・社会教育/まちづくり | 50,000円 |
活動で目指すこと | ||
これまでのNPO活動での地域資源の掘り起こしや人材育成のノウハウを活かし、教育委員会と連携して小中学校での探究的な地域学習を行うことで、子ども達のふるさとへの関心を深め、将来の安曇野を担う人材育成を目指す。 | ||
実際に行うこと | ||
「ふるさと探究安曇野」 小中学生を対象にした、子ども達が自ら考え主体的に学ぶフィールドワーク主体の探究的な地域学習。教えるのではなく、子ども達が気づき、考えることを重視し、写真や図主体のワークシートや解説フリップ等を作成し、楽しみながら学べるように工夫。対象学年や学校のニーズに合わせて対応する、オーダーメイドのプログラム。 |
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関連するSDGs項目 | ||
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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実家の茶の間(池田町) | 生涯学習・社会教育/子どもの健全育成 | 50,000円 |
活動で目指すこと | ||
食育で子どもたちに農業の大切さと感謝の思いを育む。自然観察を通して、保全活動の大切さを理解する。 | ||
実際に行うこと | ||
各月1回 自然観察 夏休み 高瀬川自然観察と学習支援8月 サツマイモ掘り体験10月 |
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関連するSDGs項目 | ||
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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特定非営利活動法人 山の遊び舎はらぺこ(伊那市) | 生涯学習・社会教育/子どもの健全育成 | 50,000円 |
活動で目指すこと | ||
NPO法人 山の遊び舎はらぺこでは、20年間伊那市で幼児期の野外保育を行ってきました。地域の人間関係が希薄になり、子どもの遊び場や時間の減少、不登校の増加などの課題が増えています。今回申請する「小学生プログラム」は、幼児期以降も継続して育ちを支えるために、保育士、保護者、地域の方々と共に考え、学び合うことを目的としています。野外活動を中心に、ことばや音楽、デザイン、化石探し、トレッキングなど地域の魅力を発見し、多様な講師と共に子どもたちを支えます。子どもたちの豊かな体験が、人間性を育み、持続的な地域社会の可能性を高めると考えています。 | ||
実際に行うこと | ||
・4月14日(日) 粘土あそび 縄文のお面をつくろう ・5月18日(土) 化石さがし ・6月16日(日) ワークショップ「木」 ・7月29日(月) トレッキング ・7月30日(火) パカパカ塾交流会(馬との交流) ・7月31日(水)~8月1日(木) 夏のキャンプ ・8月2日(金) ナイトハイク ・9月1日(日) サイクリング ・10月12日(土)~13日(日) 秋の海遊び・新潟 ・11月16日(土) ワークショップ「デザイン」 ・12月14日(土) ワークショップ「おんがく」 ・2月15日(土) ワークショップ「ことば」 ・3月25日(火) トレッキング 6年生を送る会 その他 ワークショップを行ったなかから作品展の開催 |
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関連するSDGs項目 | ||
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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ポジ◎ラボ(松本市) | 生涯学習・社会教育/子どもの健全育成 | 50,000円 |
活動で目指すこと | ||
元学校職員として多くの子どもたちと関わりました。学校閉鎖や不登校が増え、相談室が不足し学校現場は危機的です。貧困家庭の問題も顕在化しており、コロナ禍で仕事を失い収入が減少し、物価上昇で生活に困る家庭が増えています。時代の変化で多くのことが閉鎖的になっていますが、外部講師が学校とつながって学び合うこと、子ども食堂を通して地域とつながり、体験活動、感謝、挨拶、食に対しての倫理観を育む大切さ、多世代とつながる交流の機会を作りたいです。 | ||
実際に行うこと | ||
①長野県の小中高校の総合的学習の時間にSDGsの理解を深めるワークショップを実施したい。 タブレットや本を使ってSDGsについて生徒が個々で調べる学校が多いがそこからより子どもたちが主体となって探求したくなるようなワークショップを実施する。 ②子ども食堂(年間52回) |
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関連するSDGs項目 | ||
助成対象団体 | 長野県中信・南信を活動拠点とした、特定非営利活動法人・ボランティア団体などの公共的活動を行う非営利の民間団体(社会貢献活動を行うために、企業等で構成する任意団体も該当します)。 |
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助成対象となる活動 | 【テーマ】:子ども 【内 容】:子どもたちの豊かな体験・学びや一人ひとりの育ちを支え、地域社会の持続可能性につながる取り組み |
助成金額 | 1団体あたり上限10万円まで(4団体程度) |
助成対象となる経費 | 事業運営費・研修費・改装費・備品購入費(事業の目的に関連する備品)・人件費(事業の遂行に必要な費用)・その他この制度に沿うと判断される使途。 |
助成対象とならない経費 | ① 団体の経常的な運営経費・公共料金・交通費など日常的な経費 ② 継続的事業で、一部助成しても次回からの見通しが立ちにくいもの ③ 高額機器・機材の一部で、助成しても購入できないもの ④ 既に終了した事業やその欠損補填 |
申請方法 | ① 当サイトより、「助成申請書」(Word形式)をダウンロードしてください。 ② 「助成申請書」の各項目を入力の上、印刷・押印し、原本と電子データの双方を長野県みらい基金松本事務所へ提出してください。【原本送付先】 ※郵送あるいは持参 公益財団法人長野県みらい基金 松本事務所 〒390-0852 長野県松本市大字島立1020 松本合同庁舎2階 TEL:0263-50-5535 FAX:0263-50-6561 【電子データ送信先】 ※メール添付 なお、助成金の申請にあたっては、原則として「長野県みらいベース」へ団体登録(登録料2,000円)が必要です。登録は、募集期間に関わらず随時受け付けています。申請を希望する団体で未登録の場合は、お早めに登録手続きを行ってください。団体登録の方法は、こちらをご覧ください。 |
審査と結果公表 | 長野県みらい基金に設置されている第三者審査委員会にて、厳正な審査を行います。
審査の主な視点は次のとおりです。 審査結果は応募団体へ郵送またはメールにてお知らせすると共に、「長野県みらいベース」上で発表します。 |
公募期間 | 2024年4月15日(月)~ 2024年5月14日(火)(データ必着) |
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助成団体発表 | 2024年6月上旬(予定) |
助成金交付 | 2024年6月中旬 ~ 2024年6月下旬(予定) |
活動実施期間 | 助成決定日から2025年6月30日(月) |
活動報告書の提出 | 事業終了後1か月以内、遅くとも2025年7月31日(木)まで ※活動報告書は、公共的活動応援サイト「長野県みらいベース」上でウェブ公開します。 |
お問い合わせ・お申し込みは 公益財団法人 長野県みらい基金「信州ハムSDGs基金(2024春助成)」係 〒390-0852 長野県松本市島立1020 松本合同庁舎2階 TEL 0263-50-5535 FAX 0263-50-6561 E-Mail matsumoto@mirai-kikin.or.jp |