冠寄付情報
月と風の子ども基金 2024
2024.05.24
「月と風の子ども基金」は、令和5年度(2023年度)に大町市出身の男性の方からの寄付により創設されました。当基金は寄付者の方の亡くなられたご兄弟への想いを託し、子どもたちの笑顔が北アルプスの里や街中にあふれるような草の根の取り組みを応援します。
北アルプスの空から子どもたちの寝顔を優しく見守る月のように、北安曇の自然を駆け回る子どもたちと追いかけっこする風のように――北アルプスの子どもたちに安心と楽しみを届けるための基金です。
<2024.07.19>
2024年7月19日 助成先団体が次のとおり決定しました。
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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大町流鏑馬太鼓演奏委員会(大町市) | 子どもの健全育成/文化・芸術 | 100,000円 |
活動で目指すこと | ||
○子どもたちに和太鼓の楽しさを伝えたい 和太鼓の魅力は何といっても心と身体に響く音色。そして力いっぱい無心に叩くことで気持ちを開放します。コロナ禍で我慢を強いられ、思いっきり声を出すことができなかった子どもたち。無我夢中に和太鼓を叩く姿に心を打たれます。メンバーの子どもたちはとにかく和太鼓を叩きたい!和太鼓が好き!そんな和太鼓の開放感、高揚感、楽しさをより多くの子どもたちに味わってもらい、地域の伝統文化を未来へつなげます。 |
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実際に行うこと | ||
「大町流鏑馬太鼓」は地域の皆様に支えられ、おかげさまで創設50周年を迎えますが、少子化やコロナ禍の影響で子どもメンバーが激減。このままでは伝統が失われてしまう危機感から、和太鼓の楽しさと魅力をより多くの子どもたちに伝えるため、和太鼓ワークショップと50周年記念コンサートを開催します。 5月~6月準備、参加者募集 7月~8月和太鼓ワークショップの開催(2回) 9月21日記念コンサート実施 |
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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特定非営利活動法人キッズウィル(大町市) | 福祉/子どもの健全育成 | 100,000円 |
活動で目指すこと | ||
放課後等デイサービスの夏休みの事業として、一昨年までは川遊びを行ってきましたが、熊の出没などが心配されたことから、昨年は敷地内にビニールプールを設置しプール遊びを行いました。急遽の対応であったため傷んでいる資機材がいくつかあります。今年はこれらの資機材を買い替え、子供たちが楽しく遊べる環境を整えたいと考えます。 | ||
実際に行うこと | ||
ターフテントやビニールプールなどを購入し、敷地内に設置してプール遊びを行います。プール遊びは五感の刺激やバランス感覚を育て、身体の発達を促します。また、遊具を使用するうえでのルールや順番を守ることなどを通じ社会性を育てます。遊ぶときは熱中して遊び、学ぶときは集中して学ぶというメリハリの利いた夏休みの生活が、自らの意思でできるようになるよう、子供たちの成長を支援してまいります。 |
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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Wonders Art and Music(白馬村) | 子どもの健全育成/文化・芸術 | 96,500円 |
活動で目指すこと | ||
子供達が季節の行事を創作・音楽・伝統工芸を通して、学年を超えて多世代の方と楽しむイベントです。白馬地域特有のお正月飾り作りを教わったり、クリスマスコンサートや、クリスマスの飾り作りをします。 創作や音楽を通して様々な人・世代の交流が自然に生まれ、子供達が豊かな時間を過ごすこと、イベント後もその時間が子供達それぞれに続き、季節ごとの楽しみを自ら発見していくきっかけ作りを目指します。特別にどこかに出かけなくても、子供たちが地域で生活を楽しみ、そしてその喜びを共有する場所作りを目指します。 |
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実際に行うこと | ||
2024年12月14日お正月飾りとクリスマスの飾り作りとクリスマスコンサートを楽しむイベントの開催 13:30~14:00音楽に関するクイズ&ヴァイオリン又はファゴットミニコンサート 14:10~15:00お正月飾り作り1回目低学年向け(輪っか飾り) 15:10~15:30マリンバ、鉄琴とピアノのミニコンサート(歌や楽器で参加型にする) 15:40~16:30お正月飾り作り2回目高学年向け(帯型飾り) 13:00~17:00クリスマス飾り作りは通しで自由に参加できます。 お正月飾りは、白馬地域で代々受け継げられてきた特別な飾りを、意味なども教わりながら、地元の先輩にご教授いただきます。 クリスマス飾りは、参加者の年齢に合わせて紙工作、刺繍、ダンボール織、紙飾り、紙粘土などを用意して選んでもらい、ツリーやお家に飾るものを作ります。 |
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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松川こどもカフェ(松川村) | 子どもの健全育成/まちづくり | 100,000円 |
活動で目指すこと | ||
子どもたちに、文化の伝承や他世代との交流の機会として、普段体験することのできない行事やイベントに触れてもらいたい。 子どもたちと高校生・大学生のお兄さん・お姉さんとが交流する機会を持つことで、自分が成長した時にまたこの活動に関わってくれるような循環を作りたい。 この交流には多くの地域の方に参加いただき、笑顔あふれる地域の輪をつくる。 |
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実際に行うこと | ||
地域の子どもの居場所として活動している「松川こどもカフェ」で年4回程度イベントを実施する。 ・10月:ハロウィンイベント⇒仮装したりしながらハロウィンを楽しんでいただく。 ・1月:お正月イベント⇒お餅つき大会、書初め・かるた・羽子板・福笑い等体験していただく。 ・3月:春祭りイベント⇒地域の方に春のコンサート等開催していただき、お雛様メニューに触れていただく。 ・(翌年度)7月5日:夏祭りイベント⇒駄菓子屋さんに来ていただき、実際に遊びの通貨で買い物をしたり、かき氷、焼きそば等食べたりしていただく。 |
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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みあさの森(大町市) | 保健・医療/子どもの健全育成 | 100,000円 |
活動で目指すこと | ||
子供だけで動くことが難しい中山間地域で、駐車場も少ない会場に来場者を増やし、こどもみせを盛り上げ地域の活性化へと導く。 | ||
実際に行うこと | ||
こどもみせのチラシを市内小学校、保育園幼稚園などに配布し、出店者及び来場者の参加を募る。 大町市観光課所有のレトロでこどもにも人気のボンネットバス「ぐるりん号」をチャーターし市街地から会場まで5往復する。このことでこどもたちだけでも会場に足を運べるように、また少ない駐車場の確保をする。 野外で炊いたかまだきご飯とカレーをお腹いっぱい食べながら森の中で1日過ごす。 |
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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実家の茶の間(池田町) | 生涯学習・社会教育/子どもの健全育成 | 100,000円 |
活動で目指すこと | ||
夏休みの応援企画、子どもによる伝統行事のお祭りふるまい。同じく高瀬川火祭りもてなし。 | ||
実際に行うこと | ||
夏休み講師による自然観察と野外活動、河原遊び、 八幡社お祭りたこ焼き、焼きそばふるまい 子どもたちの自発性を引き出し、楽しめる企画にしたい 高瀬川火祭りも同様にするが、実家で作ったものを現地でふるまう。 |
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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つくしの会(大町市) | 福祉/子どもの健全育成 | 100,000円 |
活動で目指すこと | ||
学びあい、楽しみながら交流できる居場所づくりをすることにより、住み良い地域づくりの一助となること | ||
実際に行うこと | ||
①多世代交流・・・工作やゲームをする。イベントの開催をする等 ②相談支援 ・・・参加者や保護者からの相談に乗り福祉関係者等につなぐ ③食料配布 ・・・フードドライブ等により提供を受けた食糧を配布する。手作りおやつにて会食する。 ④学習支援 ・・・会員による宿題や自主学習のサポートをする。 |
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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一般社団法人 HOLUHOLU(白馬村) | 福祉/子どもの健全育成 | 51,750円 |
活動で目指すこと | ||
ASDの子ども達には、社会的なコミュニケーションや人間関係に課題があるという特性がある。特に思春期に友達を作ることや、人との関係をうまく維持することに社会適応に困難を抱えやすい。それをサポートするためのSSTへのニーズは高い一方で、社会資源は脆弱である。幼少期のSSTは児童通所支援等で提供されることもあるが、思春期は発達課題も異なるため、課題に応じたプログラムを実施し、困難さを和らげる機会を提供すると共に普及啓発に努めたい。 | ||
実際に行うこと | ||
友達に認められることがとても重要だと感じる発達段階である思春期の児童を対象に、認知行動療法と保護者のサポートをベースにしたSSTを実施します。 思春期の自閉スペクトラム症(ASD)や社会性に課題のある子ども達に向けに作成されたPEERS®プログラムを認定講師とスタッフ2~3名で実施。1クール14回で1グループ定員10名程度。対象児童は、中学生~高校生とその保護者。大北圏域の公共機関で実施予定。広報は、法人HP及びローカル新聞・フライヤーの配布で行う。 |
団体名(市町村) | 活動分野 | 助成金額 |
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わくわくおたり(小谷村) | 子どもの健全育成/まちづくり | 51,750円 |
活動で目指すこと | ||
・不登校(傾向)の子どもたちに学校と家庭以外の安心して過ごせる居場所を提供することを通じて、他人と関わりをゆるやかに継続的に持ち、家庭だけでは難しい機会を創出すること。 ・普段は家庭内で家族との時間が多くを占める子どもたちが、(家族以外の)社会の中で自分と他人が共に協力していく経験を増やし、今後のチャレンジへの自信につなげること。 |
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実際に行うこと | ||
【定期的な活動】 「いいどこ」 開催頻度:月に1~2回(主に平日) 時間:9時~15時 場所: ①80代夫妻の自宅(夫妻も参加) ②今後は村営の施設も使う予定 内容: ①自由(遊び、お絵描き、工作、ボードゲーム等やりたいこと) ②季節のイベントを楽しむ ③みんなでものづくり ④お出かけ 等 その他:内容は子どもと相談しながら決める。お昼ごはんは当日作ってみんなで食べる。写真などを共有し、保護者に様子を伝える。保護者と「いいどこ」で相互理解を深める機会を設ける(一緒に出かける、年に1~2回しっかり共有する) 【視察研修】 活動の視野を広げ、展開していくために視察研修を行う。次回は上田市犀の角で居場所や多様なあり方について学びたい。 |
助成対象団体 | ① 公共的な活動を行う非営利の民間団体であること。(自治会や保護者会、ボランティア、NPO法人など規模や法人格の有無は問いません。) ② 主たる事務所等の所在地が北アルプスにある団体であること。 北アルプス地域:大町市、池田町、松川村、白馬村、小谷村 ③ 長野県の公共的活動応援サイト「⾧野県みらいベース」の登録団体であること。 ④ 助成金の対象となる活動に関する情報の外部公開に同意できる団体であること。 ⑤ 活動実施後、活動報告書の提出に同意できる団体であること。 ⑥ 過去に当助成を受けた団体についても、対象となります。 |
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助成対象となる活動内容 | 以下のいずれかに当てはまる活動(これから始める予定の活動も可) ① 育児、子育てに関する活動 ② 青少年健全育成に関する活動 ③ ひとり親家庭を支援する活動 ④ 障がい児を支援する活動 ⑤ その他、本制度の目的に沿うと判断される活動 例:「コロナ禍で中止していた地区のお祭りの再生」、「シニアクラブが地区の子どもたちと交流して行う昔遊びのイベント」、「保護者会や有志で企画する子どもキャンプ」など |
助成金額 | 1団体あたり上限10万円程度(8団体程度を予定) |
助成対象となる経費 | 活動に係る運営資金、研修費、改装・備品購入費(活動の目的に関連する備品)、人件費(活動の遂行に必要な費用)、その他この制度に沿うと判断される使途。 |
助成対象とならない経費 | ① 団体の運営にかかる日常的な経費 ② 他の公的助成を受けている活動経費 ③ 領収書等により支払額や支払日、使途等が確認できない経費 ④ 助成金の交付日から令和7年7月31日までの期間外に発生した経費 ⑤ その他、活動を実施する上で適当でないと認められる経費 |
申請方法 | ① 当サイトより、「助成申請書」(Word形式)をダウンロードしてください。 ② 「助成申請書」の各項目を入力の上、印刷・押印し、電子データを長野県みらい基金松本事務所へ提出してください。 ※電子データでの提出が難しい場合、以下まで郵送あるいはご持参ください。 【提出先】 なお、助成金の申請にあたっては、原則として「長野県みらいベース」へ団体登録が必要です。登録は、募集期間に関わらず随時受け付けています。申請を希望する団体で未登録の場合は、お早めに登録手続きを行ってください。団体登録の方法は、こちらをご覧ください。 |
審査と結果公表 |
長野県みらい基金が設置する第三者審査委員会にて、厳正な審査を行います。 審査の主な視点は次のとおりです。 審査結果は個別に郵送またはメールにてお知らせします。また、助成決定団体の一覧と各申請事業の概要を「長野県みらいベース」上で公表します。 |
公募期間 | 令和6年5月24日(金)~令和6年6月20日(木)※当日データ必着 |
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助成団体発表 | 令和6年7月中旬(予定) |
助成金交付 | 令和6年7月下旬 ~ 令和6年8月中旬(予定) |
活動実施期間 | 助成金交付日から令和7年7月31日(木)まで |
活動報告書の提出 | 活動終了の1か月後または令和7年8月31日(日)のいずれか早い期日までに、「活動報告書」(支出証拠書類・参考資料・写真等を含む)と「収支報告書」を提出してください。 ※活動報告は公共的活動応援サイト「長野県みらいベース」等で外部公開します。 |
お問い合わせ・お申し込みは 公益財団法人 長野県みらい基金「月と風の子ども基金」係 〒390-0852 長野県松本市島立1020 松本合同庁舎2階 TEL 0263-50-5535 FAX 0263-50-6561 E-Mail matsumoto@mirai-kikin.or.jp |