令和6年能登半島地震災害支援基金 ながの寄付助成(第2期助成)
2024.07.01
令和6年(2024年)1月1日に発生した能登半島地震において被災された方々へ、心からお見舞い申し上げます。
長野県みらい基金では、被災地で求められる緊急対応に加え、被災者の方々のその後の生活再建までを継続的に支援※していくため、令和6年能登半島地震災害支援基金を立ち上げました。
本基金では第2期助成として、事業指定プログラム「令和6年能登半島地震災害支援基金(緊急寄付募集)」にいただいた寄付金を原資に、冠基金として長野県内の団体が行う能登半島地震災害支援活動に対し、助成を行います。
被災地に対し県内外から寄せられた多くの御厚志をNPO・ボランティア団体の支援活動資金へつないでいきます。
※共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」や長野県社協「大規模災害ボランティア活動応援事業補助金」等に加え、被災地に日常が戻るまで、それを支援するボランティア活動への継続的な資金支援が求められています。
<2024.8.9 結果発表>
助成先団体が次のとおり決定しました。
・助成先団体数 12団体
・助成総額 1,864,000円
<審査結果>
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
---|---|---|
長野りんどうライオンズクラブ/長野市 | 能登半島地震被災地青少年心の支援 | 145,000円 |
支援の具体的内容 | ||
R6/8/10(土) 能登町、珠洲市を午前中出発(大型バス) 長野市飯綱高原火祭りに招待 大座法師池水上花火大会やコンサートに参加、終了ご徒歩で5分移動ホテルアゼリアにてキャンプ ファイヤーライオンズクラブメンバー、レオクラブメンバー(既に現地レオクラブメンバーと炊出し支援 経験)と交流会&食事 8/11(日)戸隠神社、中社、宝光社など高原の散策、酷暑の季節高原の涼しさを是非とも感じて頂きたい と思います。昼食後善光寺参拝、冬季オリンピック施設エムウェーブ見学後長野インターよりお帰り頂く |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
---|---|---|
特定非営利活動法人 絆JAPAN/原村 | 令和6 年能登半島地震災害支援 | 162,000円 |
支援の具体的内容 | ||
地震倒壊家屋内の貴重品思い出の品物の捜索回収、重機により開口部を作り内部捜索をする。 被災者の仮設住宅や公営復興住宅への引っ越しの積み込み、軽トラックと3トンダンプで運搬地域のグループと連携してニーズの拾い出し、現地の被災者グループのボランティアチームと連携して、在宅避難者、仮設住宅の方のニーズの聞き取りして、必要な支援を行う 被災建物の応急修理、リフォーム相談、当団体には技術系ボランティア、建築士がいるので被災者と面談して支援を行う お寺化の要望で、高齢者や遠方避難、施設入居者のお墓の墓石復旧を行う。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
---|---|---|
信州・小川村 あったかおやきプロジェクト/小川村 | 信州・小川村あったかおやきプロジェクト2024 | 145,000円 |
支援の具体的内容 | ||
避難所に赴きおやきを蒸して温かい食事を提供。同時に野菜いっぱいの味噌汁、豚汁も提供したい 移動喫茶では日常生活から離れ、ゲーム、会話、食事を通じてリラックスしていただきたい |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
---|---|---|
NPO法人ホットラインながの/長野市 | のと居住支援”カタツムリの家”推進事業 | 137,000円 |
支援の具体的内容 | ||
令和元年10月の台風19号千曲川決壊時における被災者支援活動の経験を生かし、住めーる現地本部も設置予定。また、平成24年の栄村被災者支援活動3年余の仮設住民や居住支援活動の経験等が役立つ。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
---|---|---|
NPO法人元気お届け隊/千曲市 | 能登半島へ元気をお届け! | 137,000円 |
支援の具体的内容 | ||
能登半島地震災害被災地域にうかがい、肉体的精神的に疲労している被災者に対して傾聴したり、ハンドマッサージ、蜜ろうクリーム作りワークショップ等をして癒しを感じてもらう。 それにより、少しでも被災者のストレス解消につなげる。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
---|---|---|
佐久商工会議所 女性会/佐久市 | ぞっこん!さく市での出張「輪島朝市」事業 | 154,000円 |
支援の具体的内容 | ||
佐久市・佐久商工会議所が主催で開催する地域総合イベント「ぞっこん!さく市」にて、「出張輪島朝市」をお願いし、物産販売による支援・能登朝市のPRを行う。 開 催 日:10月5日(土)・6日(日) 販売商品:海産物、干物、輪島塗などの工芸品(別紙の通りを想定) 販 売 者:輪島朝市より2名を想定 費 用:(2名分)旅費、商品の輸送費、宿泊費(前泊から2泊)は無料にて 売 上 げ:全額寄付 そ の 他:販売用テント、保管用冷凍庫・冷蔵庫、出展料等も無料で提供をする。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
---|---|---|
須坂市社会福祉協議会/須坂市 | 災害ボランティア派遣事業 | 154,000円 |
支援の具体的内容 | ||
須坂市社会福祉協議会で、①日程を組み→②ボランティアさんを募集し→③車を手配、ハイエース等の車数台で現地に向かわせていただく。 必要に応じて、現地で宿泊も考えています。現地に行った際は、現地ボラセン、団体と連携し、そこでマッチング、マッチングを経て支援に入りたいと思います。 (ガレキの撤去、災害ゴミの搬出、家具その他物品の運び込み、家屋、倉庫等の片づけ) |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
---|---|---|
一般財団法人日本笑顔プロジェクト/小布施町 | 令和6年能登半島地震災害支援活動 | 162,000円 |
支援の具体的内容 | ||
公費解体が進んできているが、未だ取り出せていない崩壊した建物からの車両貴重品等の搬出を行い、倒壊せず残っている建物には家屋保全としてブルーシートによる養生等を行う必要性を感じる。これからの生活への不安、続く余震への不安、避難所、仮説住宅での生活が及ぼす心身への負担、ハード面、ソフトな面でも被災された住民の皆さんに寄り添い活動することを目的とする。 発災当初は断水しており入浴することができず、皆さんかなりストレスもあったようだ。 ドラム缶風呂と水、薪を持参し足湯を楽しんでもらう予定であったが、湧水が近くにありその水を利用し、ドラム缶風呂でお湯を沸かし避難所にある湯船に移し入浴をしていただく入浴支援も行った。 |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
---|---|---|
清泉女学院大学/長野市 | 令和6年能登半島地震による被災者に対するボランティア活動 | 171,000円 |
支援の具体的内容 | ||
①能登町支え合いセンターの生活支援相談員とともに被災者宅へ同行訪問し、健康および生活に関する困りごとについて把握し、健康相談などを行う。 ②応急仮設住宅の集会室等で健康に関するイベントを開催する。(事前に能登町支え合いセンターにて、被災者のニーズを確認して内容を決定する) |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
---|---|---|
Japan Unite/上田市 | 令和6年能登半島地震災害支援活動 | 137,000円 |
支援の具体的内容 | ||
・支援物資の事前調達 ・支援物資の配達 ・現地での炊き出し、コーヒーのふるまい ・アロマを使ったマッサージや足浴などの心身ケア |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
---|---|---|
炊き出し救援チームHundredHands/長野市 | 食で繋ぐコニュニティサロン(ボランティアコーディネート) | 171,000円 |
支援の具体的内容 | ||
仮設集合住宅者・在宅者の地域のコニュニティーの再生応援又は独居の孤食・個食から居場所・住民間訪問支援(食事の配達)のため食支援を核に、コミュニティの場、集いの場づくり、癒しの提供など、多方面のボランティアと協働で実施する。 被災地間交流会、セラピスト、協働企画イベント、カラオケ、老人・子ども支援イベント、食フェスなど |
団体名/所在地 | 事業名 | 助成決定額 |
---|---|---|
レフヒオ ラパス/池田町 | 災害関連死を予防する支援活動で被災地に元気と希望を | 171,000円 |
支援の具体的内容 | ||
・炊き出し支援:炊き出しイベントを行い、「美味しいものを食べること」で被災者に「元気」になってもらいたいと思っております。珠洲市・輪島市・能登町・七尾町などの市町の行政担当者と連絡をし、避難所や仮設住宅での炊き出しを実施します。炊き出しで提供する内容については、食材をご提供頂くNPOホットライン信州と調整を行い決定します。現在のところ、コロッケや唐揚げなど副食の提供が可能であるとのことで、主食や野菜の食材を調達し提供したいと考えています。 ・被災者の方との交流:被災地では「能登は忘れられた」「見放された」と思っている方もおられます。炊き出しと同時に、マッサージや健康相談会やレクレーションなどを実施し、被災者の想いを「傾聴」する取り組みを行います。「私たちはずっと応援している」という寄り添う想いで活動をします。被災地の行政の担当者や社会福祉協議会と相談し実施します。 ・被災地の片付け支援:被災者の自宅の片付け作業を手伝い、被災者の気持ちが前向きになるように、被災者の住み慣れた家の片付けに対する想いに心を傾けながら作業を行います。各市町の社会福祉協議会と調整のうえ実施します。 ・福祉系学生による支援(エクセラン高等学校福祉科(松本市)の学生とともに):今回の活動は、エクセラン高等学校(松本市)福祉科のボランティア部の学生約10名と一緒に被災者の方との交流の支援活動を行います。信州の元気な若者からの支援により、被災者に元気と希望を届けます。 |
助成対象団体 | 以下の条件にすべて当てはまる団体 ① 主たる事務所等の所在地が長野県内にある団体 ② NPOやボランティア等、公共的活動を行う民間非営利の団体 (規模や法人格の有無は不問。) ③ 公共的活動応援サイト「長野県みらいベース」の登録要件に合致する団体 (未登録の場合は助成金交付までに登録手続きをお願いします。) ※過去、第1期助成の実績がある団体様におかれましては、事前にご相談ください。 |
---|---|
助成対象となる活動 | ① 被災地へのボランティア活動 ② 被災地への支援をコーディネートする活動 ③ 被災地で求められる緊急対応や被災者の方々のその後の生活再建のための活動 ④ その他審査会で必要と認められた活動 活用例: |
助成金額 | 1団体あたり最大20万円程度 ※他の助成金との併用も可能です。 10団体程度に助成予定 |
助成対象となる経費 | 本活動に関わる人件費※、旅費交通費、通信運搬費、燃料費、賃借料、保険料、謝金、会議費、広報費、印刷費、消耗品費、雑費、その他審査会で必要と認められた経費のうち、事業実施期間内に発生し、支払われたもの ※人件費は一部認められない場合がありますので事前にご相談ください。 |
助成対象とならない経費 | ① 災害対応に関係なく日常的にかかる、団体の経常的な運営経費 (例:既設事務所の公共料金、職員給与、通勤手当など) ② 事業実施期間外に発生したあるいは支払われた経費 (例:既に実施済みの活動や事業終了後の欠損補填など) ③ 高額機器・機材の一部で助成しても購入できないもの ④ 継続事業で一部助成しても以降の見通しが立ちにくいもの |
申請方法 | ① 本ページから、申請書(Word形式)をダウンロードしてください。 ② 各項目を入力の上、印刷・押印し、電子データを長野県みらい基金松本事務所へ提出してください。(電子データはファイル形式を変えず編集可能な状態のものと、押印済みのPDFデータの双方を送付してください。) 電子データでの提出が難しい場合、以下まで郵送あるいはご持参ください。 <提出先> ※7月15日(月)必着 〒390-0852 長野県松本市大字島立1020 松本合同庁舎2階 公益財団法人 長野県みらい基金 松本事務所「能登半島地震災害支援基金」係 宛て TEL:0263-50-5535 FAX:0263-50-6562 メールアドレス:matsumoto@mirai-kikin.or.jp ※なお、助成金の申請にあたっては、原則として「長野県みらいベース」へ団体登録(登録料2,000円)が必要です。登録は、募集期間に関わらず随時受け付けています。申請を希望する団体で未登録の場合は、早めに登録手続きを行ってください。団体登録の方法は「長野県みらいベース|NPOの方へ」をご覧ください。 |
審査と結果公表 | 公益財団法人長野県みらい基金が設置する審査会にて、公正かつ敏速な審査を行います。 審査の主な視点は次のとおりです。 ① 被災地支援として応急期、復旧に必要な支援であること あるいは、被災地の復旧や生活再建に対して必要性が認められること ② 被災地・被災当事者の意思や主体性を尊重した支援・復興の視点があること 災害VCや現地NPO、行政等、現地支援団体との連携のあり方が検討されていること ③ 支援の内容や団体の組織体制などから、活動が確実に行われると判断できること 審査結果は個別に郵送またはメールにてお知らせします。また、助成決定団体の一覧と各申請事業の概要を「長野県みらいベース」上で公表します。 |
受付期間 | 令和6年7月1日(月)~令和6年7月15日(月)※必着 |
---|---|
助成団体発表 | 令和6年8月上旬 |
助成金交付 | 令和6年8月上旬~中旬 |
事業実施期間 | 助成決定日~令和7年5月31日(土)まで |
報告書の提出 | 活動終了の1か月後または令和7年6月30日(月)のいずれか早い期日までに、「実績報告書(Word形式)」(支出証拠書類・参考資料・写真等含む)と「収支報告書(Word形式)」を提出してください。 ※当報告は公共的活動応援サイト「長野県みらいベース」等で外部公開します。 |
・申請書(Word形式) ・請求書(Word形式) ・実績報告書(Word形式) ・収支報告書(Word形式) |
公益財団法人 長野県みらい基金 松本事務所「能登半島地震災害支援基金」係 〒390-0852 長野県松本市島立1020 松本合同庁舎2階 TEL 0263-50-5535 / FAX 0263-50-6561 E-Mail matsumoto@mirai-kikin.or.jp |