冠寄付情報
第1回 長野県台風19号災害支援助成金
2019.11.15
2019年12月11日
長野県みらい基金『第1回 長野県台風19号災害支援助成金』助成団体が決定しました。
本助成金は発災して間もなく、できるだけ速やかに多くの団体に助成するために基金を立ち上げました。
第1回助成金として公募を開始し、募集期間が15日間という短い間でしたが、14団体からの申請をお受けしました。厳正なる審査の結果、助成団体は以下のように決定いたしました。
<助成団体一覧>
助成決定団体 | 特定非営利活動法人 ながのこどもの城いきいきプロジェクト |
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申請事業名 | 長野市北部スポーツレクリエーションパーク こどもの居場所事業 |
申請事業概要 | 長野市北部スポーツレクリエーションパーク避難所において、災害発生4日目から子どもの居場所を開設し、乳幼児から学童を中心に預かり支援を行った。 被災したこどもたちに安心・安全な環境の提供を行うことで、親が自宅の片付けや災害支援を行うことが可能となった。 以後、小学校の授業が再開したタイミングで、平日夕方からの見守り支援に移行。 また、10月下旬からは空きスペースに机を入れてこどもたちの学習室とし、学習環境の整備も行っている。 今後は場所を変えて、継続してこどもたちの支援を行っていく。 |
助成金使途概要 | 広場運営スタッフ人件費 |
助成決定団体 | 一般社団法人 笑顔の花 |
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申請事業名 | 台風19号長野緊急災害 母子被災者支援 |
申請事業概要 | 被災地ママへ子ども服の支援を行う。 本当に必要とされる物資を集めるため、全国へ物資支援協力依頼をインターネットで発信し、被災地支援チームへ手から手へお届けする。 行政や大きな団体組織では対応できないきめ細かな対応で、枝葉先にまで行き届く支援を行う。 |
助成金使途概要 | 交通費・通信費・その他備品 |
助成決定団体 | 松代復興応援実行委員会 訪問・居場所プロジェクト |
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申請事業名 | 訪問・居場所プロジェクト |
申請事業概要 | ① まちの保健室の開催 町内スーパー及び被災地区公民館などで、被災者のよろず相談と心と体のケアを中心に、ほっと一息できる場を開設する。 対象は台風によって様々な影響を受けている松代地区全住民とし、来年5月までの半年間に、週1回開催予定。 ②被災者世帯への見守り訪問活動 精神的にも落ち込みやすい時季となるため、見守りは被災者に寄り添いながら、また訪問については他団体と連携し定期的に行う。 |
助成金使途概要 | まちの保健室開設時の資料及び菓子代 水害対応や生活再建に関する講習会の講師交通費 備品購入・印刷費等 |
助成決定団体 | 思い出おたすけたい |
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申請事業名 | 写真洗浄による思い出をお助けする |
申請事業概要 | 台風で被災し、泥水に浸かったり水没してしまった思い出の写真を1枚でも多く洗浄してお返しする。 活動拠点が小布施町内の公会堂のため、当初は町内分のみの対応と考えていたが、現在は長野市の他地域からも依頼をうけるようになった。 |
助成金使途概要 | 洗浄にかかる薬剤や備品などの購入 (これまで善意で貸してくださっている地域の公会堂へ、冬場の灯油代等の支払い分に充当) |
助成決定団体 | 松本市炊き出し隊 みらい |
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申請事業名 | 被災地での炊き出し |
申請事業概要 | 須坂市・長野市赤沼・豊野地区・松代地区にて、週に1~5回の炊き出しを行った。 現地にて何度か打ち合わせをし、ニーズの把握も行う。 被災地の皆さんの心まで温める炊き出しを目指し、同じ場所で何度も行い、いろいろな話をしながら提供している。 |
助成金使途概要 | 炊き出しの食材費 |
助成決定団体 | 長野県里親会連合会 |
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申請事業名 | 台風19号に対する支援活動 |
申請事業概要 | 長野市穂保地区にての被災地支援作業と家庭支援・炊き出し。 |
助成金使途概要 | 炊き出し用の食材と備品の購入 災害復旧作業用機材の購入 被災地の子どもの保育経費 支援者への交通費等 |
助成決定団体 | NPO法人 Happy Spot Club |
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申請事業名 | 障がい児・者の自己実現のイベント「千曲市ふれあいまつり」開催プロジェクト |
申請事業概要 | 8月に千曲市内の施設で開催予定だったふれあい広場が中止に。 そのステージで発表予定だった障がい者団体のため、新たに11月4日「ふれあいまつり」として千曲市あんずホールで開催が予定 されていたが、今回の災害により会場が浸水。 以前より当法人と繋がりがあったこの団体が、当法人の運営する「ごちゃまぜ カフェ」での開催を希望して相談に来られた。 練習を積み重ね、その時を待ち遠しくしていた彼らの姿を以前からサポートしていた当法人としては、不可効力であってもこれ以上悲しい想いを重ねて欲しくないと考え、協力するに至った。 |
助成金使途概要 | 厨房スタッフ・音響スタッフの人件費 音響機材レンタル代 食材費 |
被災地の復旧・復興はまだ続いており、息の長い支援が必要です。今後も「長野県台風19号災害支援基金」へのご協力をお願いいたします。こちらも一定額に達した時点で、第2回・第3回の災害支援助成金として支援活動にお渡しできるようにいたします。
公益財団法人長野県みらい基金では台風が通過した10月15日から「長野県台風19号災害支援基金」を立ち上げ、広く寄付を募集してまいりました。
内外の方々から11月11日現在¥692,000円の寄付をお預かりしています。
11月7日に長野市内で理事会を開き、認定NPO法人長野県みらい基金より今年3月末に当財団に寄付された、助成先未指定寄付¥377,000円をこの「長野県台風19号災害支援基金」へ繰り入れることを決定いたしました。
それに伴い、災害支援への第一弾として100万円の助成金の公募「台風19号災害支援助成金」を開始いたします。
助成対象団体 | ① NPO団体 (非営利市民事業団体) ② ボランティア団体 ※主たる事務所等の所在地が長野県内にある団体とし、その規模やNPO法人格の有無は不問。 ※台風19号災害支援活動であれば県外団体も対象 |
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助成対象となる活動内容 | ① 台風19号による災害支援活動 ② 台風19号により被災した公共的活動団体の復旧活動 ③ その他、本助成の目的に沿うと判断される活動 |
助成金額 | 一団体あたり上限10万円(8~10団体を予定) |
資金用途 | ・災害支援活動に係る費用 ・その他事業内容がふさわしいと判断される使途 |
申請の流れ | 助成金の応募に当たっては、事前に「長野県みらいベース」への、団体登録が必要です。登録は、募集期間に係わらず随時受け付けています。早めに登録を済ませておいてください。 |
団体登録 | 助成決定団体へ団体登録の案内を送付します。 |
助成の対象とならないもの | ・団体の経常的な運営経費 ・公共料金、交通費等日常的な経費 ・事業終了後の欠損補填 |
選考について | 長野県みらい基金審査委員会による厳選な審査により決定します。 ※選考結果は、応募団体へ郵送かメールにてお知らせします。 ※申請を受けても対象とならない場合があります。 |
選考の主な視点 |
台風19号災害において ① 支援に対して緊急性のある活動 ② 他から助成が受けにくいもの ③ 申請された事業が確実に行われると判断できるもの ④ 履行可能な組織であること |
申請告知 | 2019年11月15日(金) |
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受付期間 | 2019年11月15日(金)~11月29日(金)必着 |
結果発表 | 2019年12月9日(月) |
助成金交付 | 2019年12月16日(月) |
事業実施期間 | 助成交付日~2020年3月31日(火)まで |
報告書の提出 | 事業終了後直ちに領収書等証憑書類を含む報告書を提出。 ※報告書は当サイト上に公開いたします。 |
上記の募集要項をご確認いただき、申請書をメール、FAX 、郵送でお送りください。 (メール、FAXで申請の場合も、原本は後日郵送をお願いします。) (助成決定後、団体登録がお済みでない団体は、団体登録書類の提出後交付となります。) ■ 申請書(PDF形式) 申請書(Word形式) |
お問い合わせ・お申し込みは 公益財団法人 長野県みらい基金「台風19号災害支援助成金」係 〒380-8570 長野県長野市大字南長野字幅下692-2 長野県庁東庁舎1階 TEL 026-217-2220 FAX 026-217-2221 E-Mail info@mirai-kikin.or.jp |