こんな事業です
「働いてみたいけど、一歩、外に出る勇気が出ない」「学校に行きたくても、毎朝、その一歩の勇気が出ない」「働くために外に出る勇気が出たけど、どこに相談したらいいのかわからない」
ふくろうSUWAでは、そんな人たちに支援の手を差し伸べるために「働きづらさ解消に向けた支援事業」を展開します。
具体的には、地域資源、社会資源との連携を図りつつ、シイタケ栽培を通して当事者の状況に合わせた就労準備訓練、就労訓練プログラムの実施と地域企業での就労体験、就労訓練を併せて行います。
これを実現します
この事業により、引きこもりの若者、生活困窮者、障がいがうかがえる等生活に困難を抱える人々が、一般企業や団体に定着就労出来るようになり、経済的向上が見られ地域社会で暮らせるようになることを実現します。また、生活に困難を抱える人々相談窓口は数多くありますが、一貫性、継続性に課題があり使いにくい現状があります。これを解消するための新たな相談支援の流れを構築します。
具体的な取り組み内容は?
1.就労訓練の場所としてシイタケ栽培施設の開設を
します。
2.活動周知のため、栽培施設開所と相談窓口開設を
チラシやメディア、SNSを使って広く広報します。
また、相談窓口開設周知についても、同様に広報し
ます。
3.地域企業に体験業務の委託を行います。
4.ハローワークと連携して資格習得に向けた制度の
活用を進めます。
5.就労訓練開設に合わせて「居場所」の開設をしま
す。居場所開設をチラシやメディア、SNSを使っ
て広く広報します。
6.「居場所」開設に合わせて相談支援活動を実施し
ます。
7.就労移行後の一定期間、対象者へのアフターフォ
ローを行います。
団体からのメッセージ
NPO法人ふくろうSUWAは、諏訪市において2007年にタイムケア事業よりスタートし現在は茅野市を拠点に諏訪圏域を対象に訪問介護、生活介護、就労継続支援B型事業と諏訪市にグループホーム等、障がい者福祉を中心に事業を進めてまいりました。
その中で、様々な課題を抱えた地域の若者やその家庭、生活困窮者、引きこもり、障害の概念から外れた障がい者に出会う事がありました。
彼らの抱える抱える困難は貧困、家庭機能の低下、地域社会の支え合い機能の低下、雇用環境の変化等要因は様々で複合かつ多様化して、現在の枠組みの中では支援が行き届かない人がいる場面に遭遇する度に何か手立てはないものかとの思いから「働きづらさ解消に向けた支援事業」を立ち上げる事にしました。
この様な人たちも社会にとってはかけがえのない存在で重要な労働力であり、背中を押す支援があれば社会に一歩を踏み出せる存在と信じています。
この事業により、困難を抱える人々の依頼に応える事の出来る持続可能な体制作りをしていきます。
応援よろしくお願いします
・・・・人々に寄り添うことが出来ます。
この事業は、就労訓練の場としてのシイタケ栽培施設の建設や無料での支援を行うため、多額の運営費と時間がかかり2~3年で完結するものではありません。各関係機関と連携を取りながら数年をかけながら持続可能な体制づくりに取り組ませていただきます。
一人でも多くの人が社会に一歩を踏み出せる支援が継続できますようご支援をお願いいたします。