こんな事業です
□ 障がいがあっても楽しめる「バイスキー」を購入し、子どもたちに貸し出します。
~次のスキーシーズンに間に合わせるため 今 ご支援を!~
バイスキーは、座ったまま滑るスキーです。椅子の下に二本のスキー板が付いており、スキーヤーが椅子に座り、指導者が後ろについてバイスキーを操作します。長野県障がい者スポーツ協会では、毎シーズン、バイスキーの貸出と指導者の派遣を行っています。
現在長野県障がい者スポーツ協会が貸出用に保有している「バイスキー」は、購入後10年以上経過しており、老朽化しているため更新が必要です。次のスキーシーズンに間に合わせるため、今、皆様にご支援いただき、12月までに製作します。
【体験者の声】 中山千宙さん一家
重度の障がいがあってもウインタースポーツを楽しめる方法は無いかと探していた時に「これなら楽しめるかも!」と見つけたのがバイスキーでした。
一番最初に滑った時から本当に楽しかったようで、いい笑顔がたくさん見られました。
スキー場に行くと、興味を持って声をかけてくださる方や、小さいお子さんは「これ何だろう?」と興味津々な目で見ている時があるので、そんな時はこちらから声をかけることもあります。まだまだ認知度が低いバイスキーですが、そうやって少しでも興味を持ってくださる方が増えてくれればいいなと思っています。
これを実現します
□ 障がいの有無にかかわらず、長野県内の子どもたちがゲレンデを思いきり楽しめるようにします。
障がいの有無にかかわらず、子どもたちにスキーを楽しんでほしい。
バイスキーを更新することによって、子どもたちが一層安全にゲレンデを楽しむことができるようになります。
なぜこの事業に取り組むの?
□ 学校のスキー教室などで毎年「バイスキー」が活用されています。
小学校のスキー教室には、障がいのある子もない子も参加します。バイスキーがあれば、障がいの有無や種類にかかわらず子どもたちにスキーを楽しんでもらうことができるため、長野県内の学校から長野県障がい者スポーツ協会に対し、バイスキーの貸出と指導者の派遣依頼が一冬に何度もあります。また、当協会が主催するキッズキャンプでも子どもたちがバイスキーを楽しみます。
ゲレンデを滑る子どもたちの笑顔や歓声は、引率の先生や保護者の皆さんを笑顔にし、バイスキーを利用した学校からはその後も毎年ご依頼をいただきます。
長野県障がい者スポーツ協会では、県内の子どもたちのために、コンディションが良好なバイスキーを貸し出せるようにしていきたいと考えています。
具体的な取り組み内容は?
□ 長野県障がい者スポーツ協会が、学校などに「バイスキー」を貸し出し、一緒にスキー指導者を派遣します。
新しいバイスキーを1台購入し、より安全にスキーを楽しめるようにします。スキー教室などにバイスキーを貸し出すときには、長野県障がい者スポーツ協会が熟練したスキー指導者を派遣し、安全に楽しんでいただきます。
また、新しいバイスキーを購入した後、現在保有しているバイスキーは整備点検しつつ、複数の学校や子どもたちから同時に貸出依頼があっても対応できるようにします。
【指導者の声】 TKさん
バイスキーは、幅広い障がいに対応でき、いろいろな人が乗ることのできるスキーです。自走できなくても一人で滑っている感じを味わえ、のんびりゆっくり滑ったり、スピードを出してスリルを感じたり、様々な楽しみ方ができます。
バイスキーの認知度がまだ低いと感じているので、「バイスキーがあるよ」ということをたくさんの方に知ってもらいたいです。
団体からのメッセージ
長野県障がい者スポーツ協会では、多くの方々に障がい者スポーツ(パラスポーツ)に親しんでいただくために競技用具の貸出を行っています。各種の競技に対応できるよう、用具の充実を図りたいと思います。
バイスキーは、発注してから納入まで数か月かかります。次の冬に備えて、今、皆様のお力をお借りし、新しい用具を整備したいと思います。
応援よろしくお願いします
広いゲレンデに子どもたちのたくさんの笑顔が輝くよう、皆様のご支援をお願いいたします。
<1万円以上ご寄付いただいた方に「長野車いすマラソン大会」のピンバッジやポスターをお送りします>
長野県障がい者スポーツ協会は、毎年4月に開催される「長野車いすマラソン大会」の事務局を務めています。
新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年の第16回大会と2021年の第17回大会は、残念ながら中止となりました。今回、1万円以上ご寄付いただいた方には、“幻の大会”となったこの2大会いずれかの限定番号入りピンバッジセット又はポスターと通常ピンバッジのセットをお送りします。(そのうちのどれをお送りするかは、長野県障がい者スポーツ協会で決定させていただきます。)