こんな事業です
すべての子どもたちが、未来への希望を持ち、これからの社会を生き抜く力を育むことのできる機会と環境を提供することは、大人世代の責任です。しかし現実には、家庭の抱える困難が複雑・深刻化し、地域のつながりも希薄になる中で、安心して過ごせる居場所がなく、孤立してしまう子どもも少なくありません。
子どもたちが安心して過ごせる環境で、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育む「子ども第三の居場所」を全国に広める、*日本財団のプロジェクトに、2019年度から3年間受託し運営しています。
行政、企業、地域の方々と協力し、誰一人取り残されない地域子育てコミュニティをつくることで、「みんなが、みんなの子どもを育てる」社会を目指します。
*日本財団第三の居場所プロジェクト
家庭にさまざまな課題を持つ子どもたちが通う、地域の子どもたちのもう一つの家である、「子ども第三の居場所」。ここは、子どもたちが感情を隠さずに、泣いたり、笑ったり、できる場所。
たくましく生きる子どもたちと過ごす時間は、いつも私たちにチカラを与えてくれる。今度はお返しに、私たちから子どもたちへ。未来を「生き抜く」チカラを――
これを実現します
週5日開所し、課題を抱える小学校低学年~高校生までの子ども一人ひとりに、学習支援や基本的な生活習慣を身につけるための生活支援、豊かな体験機会の提供等を行います。
・子ども食堂:食事提供(使った食器は各自片付け) 高校生まで無料・土曜日は子ども達と一緒に調理・片付けをし、生活していく力を身に着けてもらいます。
・学習支援:小学生~高校生 基本的には有料とします。町や教育委員会・町社会福祉協議会と連携してい
きます。
・自然体験:町内に有る林に囲まれた広い畑を利用し、畑作・薪で炊くお昼ご飯づくり・野草等の学び・蜂蜜絞り体験・防災訓練もします。働くこと・協力し合うこと・必要な知恵を絞ること、小さな苦労を伴いながら子ども達は大きな喜びを持って成長してくれるものと思います。
・性教育:一人ひとりがかけがえのない存在であり、誰もが愛おしい存在であることを実感してもらうことで、引きこもりや自死を未然に防ぐことが出来るのではないかと考えます。
なぜこの事業に取り組むの?
さまざまな家庭の事情で、困難に直面している子どもたちがいます。また、7人に1人経済的なハンデを背負っていると言われています。
母親がフルタイム勤務しているために、家に帰っても誰もいない。家庭で虐待にあっている。勉強をしたくても塾に通う経済的な余裕がない。多くの子どもが当たり前に与えられている環境は、一部の子どもにとって当たり前ではありません。家庭の抱える困難が複雑・深刻化し、安心して過ごせる居場所がなく、孤立してしまう子どもも少なくありません。子どもたちの孤立しやすい放課後の時間に、家庭や学校以外の場で信頼できる大人や友達と、安心して過ごせる居場所が必要です。
そして居場所でいろいろな人たちと交わり、色々なことを体験し、自尊心を高めることで、引きこもりや自死といった重篤な事態になる前に元気になってもらうことを望んでいます。
具体的な取り組み内容は?
学習支援
小中高生対象の宿題サポート:週4日・月2回土曜日夕方
食事提供
小中高生無料 週4日・月2回土曜日
性教育
月1回 元養護教諭による「からだ探検隊」・年間4回「助産師さんとお話しましょう」
自然体験
5月~11月 月1回
フードドライブ、学用品リユース…常設 小諸のこどもBOXと連携
団体からのメッセージ
すべての子どもたちが、未来への希望を持ち、これからの社会を生き抜く力を育むことのできる機会と環境を提供することは、大人世代の責任です。家庭の抱える困難が複雑・深刻化し、地域のつながりも希薄になる中で、安心して過ごせる居場所が必要です。
一人でも多くの子どもたちへ支援ができるように皆さまのご協力をお願いいたします。
応援よろしくお願いします
このたびは、みらい基金にご協力いただき、誠にありがとうございます。頂戴した支援金は、子ども第三の居場所運営に役立たせていただきます。
心温まるご支援、心より感謝申し上げます。今後とも子どもたちの笑顔のために取り組んでまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
チャリボンキャンペーン実施中!
この事業指定プログラムは現金寄付のほかに、チャリボン(古本買取によるチャリティ)での応援ができます。
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