こんな事業です
私たちは長野市立三本柳小学校に程近い場所で「子どもを中心とした地域の居場所づくり」の活動を行なっております。小さなお子さんから高齢者まで多種多様な方々が訪れ、様々な交流が育まれています。一見穏やかに見えるにっこりひろばの様子ですが、その中には見えにくい課題が隠れています。学校や家庭にいることが困難であることや十分な食事がとれていないことなど、気持ちが安定する土台が崩れている児童が一定数いるのが実情です。
「安心」の気持ちが「自信」へつながり、それが未来へ進んでいくチカラになる。にっこりひろばでは、そんな応援ができる場づくりをしています。
実はこれは子どもに限らず、子育てをしている親世代も一人暮らしをしている高齢者も同じです。誰もが安心して過ごせる、本音を話せる場が身近なところに必要だと考えています。
これを実現します
1.登校サポート
小学校や各機関と連携して、当事者の相談や児童や生徒が過ごす場の提供を行います。
不登校については一人一人状況が異なります。丁寧にヒアリングを行い、子どもの最善の利益を一緒に考えていきます。
2.学習サポート
必要に応じで学習サポーターが一緒に過ごします。(非公開)
放課後の居場所ではスタッフと一緒に宿題をします。
3.居場所サポート
安心安全な居場所の提供を行います。
週2回は夜の居場所を開催し、保護者も子どもも安心して過ごせる時間を作ります。
スタッフは子どもの権利について定期的に勉強会を行います。
4.食サポート
月1回の食材配布、放課後の軽食、夕食の提供
お腹を満たすことで心の安定につながります。コロナ禍で放課後の軽食を休止していたのを再開した時、あきらかに子どもたちの雰囲気が落ち着いたことがわかりました。
課題に対して必要な機関と連携し実施、地域のチカラを最大限に活かしていきます。
具体的な取り組み内容は?
1.登校サポート ①非公開で必要に応じて実施(週1〜3回程度)
2.学習サポート ①登校サポートに準ずる ②火曜日〜金曜日15時〜17時 宿題等
3.居場所サポート ①登校サポートに準ずる ②水〜金曜日10時〜12時 ③火〜金曜日15時〜17時 ④水・金曜日17時〜20時
4.食サポート ①食材配布 毎月第3土曜日 ②軽食提供 水・木曜日の放課後 ③夕食提供 水曜日夜 ④お弁当提供(有料/無料) 金曜日夜
団体からのメッセージ
家庭に居場所がなく、毎日遅くまで外で過ごしている子がいました。その子を放って置けない気持ちだけで始まった活動です。始めてみるとそうした子は隠れていて見えにくいですが、地域にはたくさんいることにも気がつきました。
落ち着いて過ごせる場所があると生活も落ち着いてくるようで、表情が変わったと関係者から連絡をもらったり、自信がなく選ぶことをしない子が多いですが、にっこりひろばで少しずつ自信をつけ、やはり顔つきが変わってきた子がたくさんいます。
また子育て中の方々からは、子どもと二人きりで過ごしていると息が詰まる。にっこりひろばが近くにあって本当に救われたとお礼を言われたことは少なくありません。
幸いボランティアを希望される方が多く大変ありがたいのですが、家賃水道光熱費とうの運営費の確保が私たちの最大の課題となっています。
皆さまのご支援ご協力をお願いいたします。
応援よろしくお願いします
ひとことに「にっこりひろばはこんな団体です」と言うのが難しく、なんでもありで捉えどころがなく、結局何がやりたいの?と問われることもあります。
それでも根っこには「子どもが真ん中で地域で子育てをする」というのがあり、地域で顔見知りが増えて行き、そこから街の防災や防犯につながっていったらいいなという想いもあります。
どうもまとまりにくいのですが、要はこのまちにすむ人々が笑顔でいることが、現させたい想いです。
私たちと一緒に安心安全な居場所づくりをしましょう!
チャリボンキャンペーン実施中!
この事業指定プログラムは現金寄付のほかに、チャリボン(古本買取によるチャリティ)での応援ができます。
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