こんな団体です
山ノ内町須賀川地区にある認可外保育施設、里山ようちえん おやまのおうちです。 2017年4月に開園しR4年度で6年目となりました。やまほいくに認定され、地域の自然環境を生かした豊かな自然体験を提供する保育園運営だけではなく、北信地域での子育て支援事業「かえるのがっこう」の運営やこどもの居場所支援・子ども食堂「北信みんなのプレーパークあそびば」の立ち上げ・協力を行っています。R4年度よりフリースクールを立ち上げ、不登校の小学生の支援をはじめました。
こんな特色ある学びを行っています
築120年以上の古民家を改修し園舎として使用し、2歳児から小学生までの子どもたちが過ごしています。ゆったりとしたスケジュールの中、子ども一人一人の興味関心に寄り添い、すべての子どもが意欲を持って遊び暮らせるよう心がけています。トンカチやノコギリを使った木工遊び、包丁を使った調理、マッチでの火起こし、園庭でのテント泊など、日常的に様々な道具を使い、子どもたちの生きる力を育んでいます。また、北志賀高原にある須賀川地区の豊かな自然環境を生かし、山菜採り、田んぼでの泥遊び、お米作り、野菜づくり、ヤギの飼育、キノコ採り、雪原でのソリ遊びなど、自然体験も豊富に行っています。
具体的な取り組み内容は?
不登校の支援を行っていて、①不登校への理解、②子どもの本質への理解、③フリースクールのへ理解を地域全体で深めることが必要だと感じました。誰もが気軽に休んだり、誰もが許されたり、誰からも虐げられたりすることもなく、今を生きることができる「居場所」が増えていくことを願っています。
そこで、この冬〜春にかけて寄付を募り、R5年の夏〜秋に上記①〜③への啓発活動として「ゆめパのじかん」の自主上映と竹内延彦氏(子どもの育ちと学び研究所—こどもまんなかラボ 代表)と西野博之氏(川崎市子ども夢パーク元所長・認定NPO法人フリースペースたまりば理事長)の対談講演会を開催したいと考えています。地域のみんなで不登校について理解を深め、不登校の悩みを分かち合えるような機会にしたいです。
応援よろしくお願いします
「学校に行けない」「なんで僕だけ」「なんでうちの子だけ」そんな思いを一人で抱えている親子がいます。「このままで将来大丈夫なのか」「どうしたら学校にいけるのか」答えのない問いに日々苦しんでいます。
「“学校に行きたくない”ってよくぞ言ってくれた。苦しかったね。君がそうしたいんだから、それでいいよ。」そうやってこの子の全てを肯定してあげられる人が、この子の周りにはどれくらいいるのだろう。
一人でも多くそんな大人が増えて欲しい。
一人でも多く命を明日につないで欲しい。
子育ては親だけの問題ではありません。ましてや少子化社会、一人一人の子どもをもっと大切にできる社会であって欲しい子育ての悩みをみんなで分かち合える社会であって欲しいと願っています。
地域に一人でも多く子どもたちの理解者が増えるよう事業へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。