こんな団体です
長野県塩尻市をフィールドに、こどもたちがもっと元気に輝く地域を目指して、心と体で自然を感じる自然体感を中心とした体験活動の企画運営をおこっています。
カフェのように気軽に行ける森づくり「森カフェ・プロジェクト」では、身近な森が未就園のこどもや保護者の居場所のひとつになるよう事業を展開しています。未就園のうちから子どもたちが自然にふれあい、森の中でおもいっきり遊ぶことで、感性、体力ともに育つことを期待しています。また、保護者にとっても、森の中でたき火を囲みながらゆったりと過ごす時間を大切にしてもらい、少しでもリラックスしてもらえるように心がけています。
独自の事業だけではなく、塩尻市、塩尻市教育委員会と協働で、こどもたちのリーダー養成事業や、こどもだけのまち「こどもしおじり」の企画運営等を継続して行っています。
こんな特色ある学びを行っています
塩尻市小曽部をメインのフィールドに活動している自然体験活動は、0歳から大人まで楽しんでいただけるように企画をしています。
最初から森は行きにくいという方には、自然に囲まれた庭付き一軒家で子育て支援を行っている0歳から2歳児を対象とした「里カフェぽっかぽか」にお越しいただき、森に関心が高まると、0歳から大人まで参加できる「森カフェ」をおすすめしています。里カフェは、毎月2回。森カフェは、毎月5回程度、冬でも開催しています。
そして、5歳から小学2年生までは、わおん♪自然ぷち探検隊に参加できます。年4回の連続講座で、半日程度の活動を行います。そして、小学3年生から中学3年生までは、今年で13年目となるわおん♪自然探検隊です。年9回の活動で、うちキャンプを2~3回実施しています。リピーターがとても多い、大人気の活動になっています。
また、小学1年生から中学3年生までを対象とした1泊2日のわおん♪キャンプは、単発での参加が可能なイベントで、2022年は15回開催しました。
高校生以上は子どもたちを見守るサポーターズになれるので、ずっと関わり続けることもできます。
具体的な取り組み内容は?
森カフェ・プロジェクトは、2014年にお試し開催を始めました。2021年度は、261名の方にご参加いただきました。
森カフェには、アウトドアチェアやテーブル、たき火台などが用意してあり、参加者は食べ物さえ持ってくれば、一日楽しむことができます。グランピングの日帰りバージョンのようなイメージです。
ただ、長年活動を続けてきたことと、森に設置してあるテントに機材を保管しているのでどうしても経年劣化を避けることができません。また、継続事業であるため、なかなか助成金の対象にならず、機材を新調することが難しい状態が続いていました。
そこで、今回の寄付プログラムをきっかけに、森カフェに設置してある機材を新しく変えていく他、新規の参加者を増やすために広報に力を入れ、パンフレットも刷新していきたいと思います。
さらに、参加者に安心して過ごしていただけるよう、再度、森の整備を行っていきたいと思います。
応援よろしくお願いします
森カフェ・プロジェクトは、塩尻市内だけではなく、アルプスあづみの公園に年数回出向き、出張森カフェを開催したり、森カフェコーディネーター養成講座を開催し、修了生が各地域で開催したりと広がりを見せている事業です。
リピーターも少なくなく、寒い冬でも遊びに来てくれる人が何名もいます。むしろ、虫がいない冬が好きという人もいます。
未就園の子どもから、身近な森でおもいっきり遊ぶことができるだけではなく、大人も森に癒される事業です。継続実施できるよう、応援をよろしくお願いいたします。