こんな団体です
公教育の中で生きづらさを感じる子どものためのオルタナティブスクール。感性が高く、好奇心に従って生きようとする子どもの学びを阻害するのは、「こうすべき」「これはダメ」といった大人の固定観念。信州親子塾は、学校で自己否定を感じてきた子ども若者のために、それら固定観念を一切外した環境を作ってきました。福祉や医療を含め、これまでどこにいってもわかってもらえないと感じてきた子どもたちが、ありのままの自分で居られる時間と空間、更に自分を知り、過去を紐解くカウンセリングによって自分の軸を再構築しながら、好奇心とワクワクに沿った新たな学びを始めています。また、子どもだけでなく親も共に学びを進めるため、変化が速いことも特徴です。また、在籍校との支援会議により情報を共有、学校長の判断によってここでの学びがほぼ全ての学校で出席として認められており、連携により学校復帰や進学など、公教育を再選択する子どももいます。
こんな特色ある学びを行っています
全受容される環境の中で、一人一人がそれぞれの好奇心に沿って活動。失敗はなく自分で決めることに大きな意味があり、そこから新たな気づきと学びを得て成長していきます。ここではネガティブな感情、落ちる感覚を「根っこをはる時間」として大事にしています。落ちたり上がったりする中で自分ではないものを外し、自分と一致するものを見出しながら、次第に自己信頼が構築されてきます。ここまでくると、子どもたちは外の世界、未知の世界に目が向き始め、安心できる環境の仲間とともにそれを体験したいと強く願うようになります。野外活動の中には自分の壁を越えるもの、知らない世界がたくさんあり、やりたいと思った時にできるだけ早く実現可能にすることで、どんどんチャレンジを始めるようになり、主体的な学びの原動力となっています。
具体的な取り組み内容は?
全ては子どもの「やりたい」から始まるので確定ではありませんが、現在ある声、例年恒例となってきたものとして以下の活動を実施する予定です。
1月:そり・スキー 2月:雪中合宿(1泊) 3月:東京(大阪)旅行(1〜2泊)
5月:山菜採り 6月:小田切BBQ合宿(1泊) 7月:糸魚川海合宿(1泊)
8月:サップ・カヤック合宿(1泊) 9月:飯綱フォレストアドベンチャー 10月:上高地ハイキング
11月:上越海釣り 12月:美術館・遊園地など
日帰り宿泊含めて年間10回程度、毎回20名〜30名程度が参加を希望。
応援よろしくお願いします
今の公教育に合わないことで、オルタナティブスクールを選んだ場合、公的支援はなく毎月4万円程度の学費(会費)が家庭負担となります。また、不登校になった時点で親の働き方を変えざるを得なくなったり、休みを取ることが多くなったりして、経済的には全般的に苦しい状況にあります。
不登校を経験した子どもの育ちの上で、やりたいと思ったことが速やかに実現できることは初期の段階でとても重要ですが、そこには更なる出費が伴います。これまで、自分たちでも募金活動をしたり、寄付を集めたりして、希望する子どもが参加できるよう努力してきましたが、会員の増加に伴って個人負担が増えています。意欲が出始めた子どもたちからほぼ毎月のように提案されるこれら野外活動に、希望者全員が経済的な不安で諦めることなく参加できるよう、信頼できる仲間とともに自立に向けた学びが途切れることのないよう、皆様のご支援をいただけたらありがたく思います。