こんな団体です
「ひかりの学校 New Education School」は設立8年目の民間の教育施設です。『2021年度に30日以上登校せず「不登校」とされた小中学生は、前年度から24.9%増え、過去最多の24万4940人』(2022年10月28日朝日新聞より引用)と報道されている子ども達を対象に、学習指導、居場所の提供、学校復帰支援を中心に行なっています。また保護者との子育てに関する学びも定期的に行なっています。本施設設立2015年当初より不登校児童数は2倍以上に増加しているにも関わらず、フリースクールの運営に関する補助金はありません。そのような状況でも、2022年3月には12名の子どものうち6名の公立学校復帰を支援することができました。
こんな特色ある学びを行っています
年間約200日程度、朝の8:30〜16:30まで開校し、不登校の子どもとその家庭の教育支援をおこなっています。国語や算数などの基礎的学習の指導を毎日約1時間行い、午前の活動、午後と分けて活動としています。内容は体験学習を中心とし、動画作りなどのIT学習、多岐に渡る工作活動、農業活動、体育活動、野外のサイクリングやキャンプなどを行なっています。また心と命を学ぶ道徳活動も重視しています。放課後の時間を用いては、保護者と「チャイルドレイジング」などと呼ぶ子育ての学びを月に4〜5回実施しています。公立学校とはスクールソーシャルワーカーや子どもの在籍校の担任の先生などと連携を取り、学校復帰や家庭支援に関しての取り組みをしています。安曇野市の公立学校ではひかりの学校の出席を公立学校の出席扱いとなっています。
具体的な取り組み内容は?
遠方からの電車通学、または保護者が送迎できない子どもを、最寄り駅まで送迎します。
また体育活動での体育館やプール、図書館、公園での野外活動等、校外学習などの目的で子どもを送迎します。
応援よろしくお願いします
文科省発表の不登校の最多要因は「無気力と不安」でした。しかし実際に子ども達から本音を聞くと、大きく食い違っていることが分かります。殆ど全ての子どもから絞り出されるように聞かされる苦渋の想いは、学校での「疎外感と孤独」です。いわゆる、この20年間多くの不登校対策を実践したにも関わらず、全国で不登校の子どもの数が増え続ける理由は、解決が非常に難しい現代の社会問題「疎外感と孤独」の反映であるからなのです。このコロナ禍の中だからこそ、「愛」や「絆」という言葉が文字だけで終わらず、子どもと家庭と社会に反映できるように、このひかりの学校を運営しております。不登校解決に向けた法制化を待っていても、子どもの成長は待ってくれません。どうか一度ひかりの学校へお越し頂き、実践の場をご覧ください。応援をよろしくお願い申し上げます。