こんな団体です
みんなの学校は、「子ども達の個性を大事に伸ばしたい!」という願いから、2013年に飯綱町で開校した小中学生のための全日制の小さな学校です。少人数で家庭的な雰囲気、個を大事にした学び、自然体験や芸術活動をたくさん取り入れた授業によって、どの子も安心して自分を出し、生き生きと学んでいます。
心に痛みを抱えてこの学校にやってくる子も、この学校で毎日過ごすうちに、本来持っていた力を取り戻していきます。“一人ひとりがその子らしくそこにいて、みんなで調和し響き合う…”その美しい空間の中で、子ども達は眠っていた力を開花させ、自分が生きる喜び・みんなでひとつの場を創る喜びを知っていきます。
こんな特色ある学びを行っています
①少人数で一人ひとりを大事にした授業
・各クラス3~4人の少人数クラスで、教科学習や体験
型の授業を行っています。
・その子のペースに合わせた手作りの宿題、学びの様子
を知らせる手書きの通知表、お誕生日にその子に向け
た歌をプレゼントするなど、一人ひとりを大事にした
教育を行っています。
②体と心と頭に調和的に働きかける学び
自然体験や自分の手で物を生み出す体験、演劇・音楽・
アートなどの芸術体験をたくさん取り入れ、生きる力や美しいものへ向かおうとする心を養います。
単なる知識ではなく、手に宿る知性を育むことで、将来、自分らしい人生を創造していける力を育て
ます。
③ユニークな大人たちによる授業
元公立の教師をはじめ、会社の社長さん、建築士、書家、ダンサー…など、様々な職業の大人が自分
の得意なことを活かして授業するので、そうした大人の姿から、子ども達は生きた学びを得ていま
す。
これから予定する具体的な取り組み内容
古民家を改修して、校舎にしたい!
ここ数年、この学校を必要としている子ども達が増えているのですが、今、活動場所として借りている民家は狭く、これ以上受け入れすることができない状況です。そこで、近くの古民家を改修して、2023年度4月には、今、入学待機している子どもたちを受け入れたいと考えています。またオープンデーを設け、よりたくさんの親子にこの学校の学びを開いていきたいと思っています。古民家は、かなり古く、床など修理が必要な所が幾つもあり、そのための費用が必要になります。この学校の運営資金は全て保護者からの学費で賄っています。教師やスタッフの人件費も十分に出せない経済状況です。そこで、たくさんの方のご協力をいただいて、子ども達の学びの場を確保したいと考えています。
応援よろしくお願いします
少人数で個性を大事にした学びができるので、大きな学校に通えない子も、ここには安心して通い、その子らしく力を発揮することができています。でも、この学校を求めているのに、教室が足りなくて入学できない子ども達のことを思うと、心苦しい思いでいっぱいです。この事業で古民家の改修をして、この学校を必要としている子ども達の受け入れをしていきたい!と強く願っています。子どもや保護者、地域の方と力を合わせ、古民家を再生させることは、子ども達の生きる力になり、また地域の活性化にもつながります。たくさんの方々の善意によって、学びの場を生み出せたら、そこは子ども達にとって、ひだまりの家のような温かな場所になるでしょう。この取り組みが、現代の中で行き場を求めている子ども達のひとつの灯となることを願っています。どうか、応援をよろしくお願いいたします。