こんな事業です
本年4月から常設の「子ども第三の居場所 ながのこどもわくわくカフェ」を長野市中心市街地に開設し、小学校低学年の子どもたちを中心とした居場所として運営していく事業です。
私たちは、2017年より居場所運営を通じた子育ち・子育て支援事業を行ってきました。日頃は元気に見えるお子さんや保護者の皆さんの中にも、様々な課題を抱えて来られる方もおられ、現在の月3回の居場所運営のみでなく、事業拡大の必要性を感じたため、居場所の常設化に踏み切りました。
小学生以上の子どもが気軽に集い、学習支援・食事支援などを通して、学習習慣や生活習慣を身につけていかれる環境づくりを地域の皆さんとともに行っていきます。
これを実現します
長野市の指定管理者として運営している「こども広場じゃん・けん・ぽん」とともに、妊娠期から思春期まで切れ目のない、子育ち・子育てを支えるネットワークとその中心となる場づくりの拠点を目指します。
① 居場所の運営
長野市内の子どもとその保護者が気軽
に立ち寄れる安心安全な居場所を運営し、学習支援、食事支援、相談等の
メニューを提供します。
② 子どもたちの生きる力を育む
子どもたちの成長につながる生活体験を積極的に実施します。(例 食育
活動、野外活動等)
③ 子ども支援ネットワークの構築
ボランティア等地域の方々、学校、行政、企業の方々と連携し、「みんな
が、みんなの子どもを育てる社会」を目指します。
なぜこの事業に取り組むの?
居場所運営を通じた子育ち・子育て支援事業には、様々な課題(一人親、保護者が病気、生活困窮、障がい児、不登校児、孤食児など)を抱えて、居場所を求める子ども・保護者がつながってきましたが、月3回の居場所運営ではケアしきれていません。
また家庭の経済環境などの要因で、教育格差が生まれ、学習意欲を持てずにいる子どもも見受けられます。
子どもたち一人一人がおかれた環境に関わらず、自分の未来に夢と希望をもって生活ができる環境づくりを行っていきます。
具体的な取り組み内容は?
<子ども第三の居場所の運営>
・平日の子どもの居場所(通常開所/月・火・木・金 15:00~20:00)
学習支援、食事支援、相談、生活体験(食事作り参加等)など
・日曜日の子どもの居場所(通常開所/第1・3日曜日 10:00~15:00)
学習支援、食事支援、相談、ワークショップなど
<子ども支援ネットワークの構築>
地域の連携先とともに、切れ目のない支援につなげられる体制を整えます。
団体からのメッセージ
当法人では、妊娠期から思春期まで切れ目のない支援を行いながら、いきいきした子ども達の世界を守るために行政や地域社会と連携し、子育てを支えるネットワークと、その中心となる場づくりを進めています。
コロナ禍において、子育て家庭の孤立や負担感の増加、さらに保護者の心身の健康等が課題となり、個別ニー ズに応じた支援がこれまで以上に求められています。また貧困による「社会からの孤立」や、「学びの格差」を低学年から早期に解消し、「負の連鎖」を防ぐことが大切であり、家庭養育を担う地域支援の輪を広げていくことが必要不可欠です。
子どもやその保護者が安心して過ごせる地域を、市民が自発的に関わりながら実施していく環境モデルを、子ども第三の居場所事業を通して作っていけたらと思っています。
応援よろしくお願いします
子ども第三の居場所「ながのこどもわくわくカフェ」に魅力を生み出すためのご支援をお願いします。
子どもたちが自主的に居場所に足を運び、日常的に居場所で過ごせる環境を保証することで、家庭のサポートができればと思っています。
ひとりでも多くの子どもが、今直面している課題から解放され、自分の未来に夢と希望をもって生活ができるよう、ご協力をお願いします。