こんな事業です
令和3年度の長野県内児童相談所における児童虐待相談対応件数は2,651件で、対前年度比174件の減少となりました。コロナ禍で周囲の虐待への気付きの機会が減少し、虐待が潜在化した可能性が懸念されています。また、令和3年度の長野県内小中学校のいじめの認知件数は9,668件、暴力行為の発生件数は1,269件と増加しており、コロナ禍でストレスを抱える児童生徒の増加が懸念されています。
CAPワークショップでは、子どもたちに誰もが「安心・自信・自由」の権利を持つ大切な存在であることを伝え、寸劇などを通して暴力から自分を守るにはどうしたらいいかを考えます。あわせて教職員ワークショップ、保護者ワークショップを実施して、おとなが子どもの権利を守るためにできることを考えてもらいます。学校等から実施したくても予算が無いとご相談を受けることがあり、寄付を活用してワークショップを届けたいと考えています。
これを実現します
CAPワークショップを実施する必要性を感じていても予算が無く実施できない幼稚園、保育園、小中学校、高校等にワークショップを提供します。
具体的な取り組み内容は?
2023年9月~2025年3月に、長野県内でCAP子どもワークショップ、教職員ワークショップ、保護者ワークショップを実施します。
団体からのメッセージ
子どもワークショップの最後にトークタイム( CAPスタッフと子どもが1対1で話す時間 )を設けています。そこで「今まで誰にも言えなかったけれど」と様々な気持ちを話してくれる子どもたちがいます。そのたびに「不安を勇気に変える」CAPワークショップの力を実感します。気持ちを話す、しっかり誰かに聴いてもらうことで、子どもたちは本来持っている力を取り戻していきます。一人でも多くの子どもに体験してほしいと願い活動しています。
応援よろしくお願いします
子どもはあらゆる場所で暴力に遭いやすい存在です。私たちはこれまでの活動の中で、虐待やいじめ等の暴力に遭い苦しみを抱える多くの子どもたちに出会ってきました。子どもは自ら状況を変える力を持っていると私たちは信じています。すべての子どもたちに、誰もが「安心・自信・自由」の権利を持った大切な存在であることを伝え、暴力から自分を守ることをあきらめずに生きてほしい。そのために活動を続けます。皆様のご支援よろしくお願いします。