こんな団体です
多様な生き方が尊重し合える地域をつくることを目的とし、学校に行きづらくても、家庭や人間関係に問題があっても、その子らしくいられる居場所を目指して活動しています。
諏訪市四賀の「みんなのお家すまいる」で、平日昼間のフリースクール、夕方の子ども、親子の居場所、子ども食堂、体験活動、相談支援を行っています。高校生から若者がピアサポーターとして関わっています。
2011年から諏訪地域の不登校の親の会のネットワークを作り、情報誌の発行や毎月の各親の会の開催情報を紹介しています。2017年より生きづらさを抱えた子どもや若者が安心して過ごせる子どもの居場所を開所しました。登録会員は50件を超え、年間延べ1500人が利用しています。
こんな特色ある学びを行っています
《フリースクール》平日10:00~15:00 不登校の子どもに伴走し、勉強の遅れをサポート。子どもやその保護者に寄り添いながら、学校と連携して支援をしています。「本人がどうしたいか」ということを大切にし、教科学習は自分で選び、変更はいつでも何度でもでき、ペースも量も、自分で決めます
《平日くらぶ》体験活動を通して子どもの可能性を引き出します。トランポリン・スポーツ・料理・フラワーアレンジメント・アイシングクッキー・ポニー乗馬・アート体験・ハイキング・社会見学など、子どもたちの声に応えて企画しています。
《ピアサポート》中高生や若者が、自身の経験を踏まえて子どものサポートができる形を作っています。小学生も年齢の近いピアサポーターと共感し、サポートする側も自己有用感が持てます。社会に出るきっかけづくりや就労につなげています。
これから予定する具体的な取り組み内容
学校に行かれないことでフリースクールを利用すると、義務教育期間にもかかわらず家庭の負担が多くなります。子どもは親に遠慮して自由に利用することができなくなることが大きな課題です。学校では対応できない不登校の子どもたちの学びの保障をし、家族が子どもの不登校や登校しぶりを受け入れるためにも、学校以外の学びの場の無償化が必要です。学校もフリースクールも子どもの気持ちで自由に選べるようになるのが私たちの願いです。
フリースクールの利用料、体験活動の参加費、子ども食堂の食事代、子どもや親の相談料、送迎料をチケット制で行っています。フリースクールの利用はもとより、家庭の事情で送迎が必要になったり、単発で体験活動に参加したりと、子どもたちが自由に学びを選べるように、それらの利用チケットを寄付金で購入し、子どもの心の負担を軽くしたいと考えています。
応援よろしくお願いします
全国の不登校の子どもが20万人を超えました。学びの保障がないままに家庭に引きこもったり、苦しみながら学校に行く子どももいます。どのような状況の子どもでも自由に学びや体験を選べる社会が私たちの願いです。学校しか選べないことで子どもたちの可能性を止めないでください。その子らしく成長できるように、と支える社会が子どもたちを地域で活躍する大人にします。
子どもたちの未来に対してあたたかい応援をよろしくお願いします。