こんな団体です
2011年から毎年、体感型福祉イベント「ハピスポひろば」を開催。2019年の実績は、参加者3,300名、出店数62ブース、50以上の企業・団体が参加・協力。盲学校の学生や発達障害のある子供など、支えられる側とされることが多い人が主体的にチャレンジできる場をつくりました。2016年からコミュニケーションスペース「ごちゃまぜカフェ」をオープン。福祉制度の枠組みではない運営していたため、利用資格なく誰でも利用できる居場所として活用されましたが、新型コロナの影響などにより、2020年に閉店しました。2021年から長野市松代町に誰もが利用できる、みんなの居場所「かえるのいえ」をオープンしました。繊細な子も多いため、ご利用は登録制をとっており、2023年8月現在登録者は112名です。前回の寄付でいただいた資金で「かえる修学旅行」「アップサイクルで椅子をつくり、児童養護施設の子どもたちにプレゼント」「かえる夏祭り」など企画。社会との繋がりが少なかった子どもたちが、今まで出来なかった体験を、かえるのいえの仲間とすることができました。
こんな特色ある学びを行っています
築40年ほどの民家をお借りして、多世代交流型の拠点として、乳児から80代の利用者まであらゆる世代がそれぞれやりたいことをして過ごしています。スタッフのほとんどは、自分自身も障害や生きづらさを抱えながらHappySpotClubで新しい仲間と出会い、変化してきた人たちです。スタッフと様々な想いを共有できることで、学校や他の場所にほとんど行けなくて、なじめなかった人も、自然とかえるのいえに足が向くようになってきています。今年度は学校に行けない小学生・中学生の登録が増えています。
前回の寄付を通じて行った「修学旅行」では、県外への外出や知らない場所でのお泊まりを経験でき、参加した人は「自分もできた」という達成感を得ることができました。その経験がその先の一歩を後押しすることになっています。
これから予定する具体的な取り組み内容
居場所に来ている学齢期の子どもたちに、もっと多くの体験を提供したい。
1.平日の開所日を増やす(現状2日→目標3日)ため、スタッフ人数を増やす。
2.かえるに何回か来られるになった子に、お出かけや電車バス利用体験、お泊りを体験してほしい。
3.かえるのいえに「遊びの達人」を招いて、ワクワクを増やしたい。
遊びの内容:焚き火、野遊び、お菓子作り、モノ作り(アクセサリー・絵)、山歩き、
武道体験、ボードゲーム、YouTubeチャンネル番組作り、テレビゲームなど。
4.子どもたちが自ら企画するミニイベントを開催。
映画上映会、写真撮影会、ミニステージイベント、かえる祭りなど。
応援よろしくお願いします
みんなの居場所「かえるのいえ」は、支えたり支えられたりをモットーに、ボランティアスタッフと地域の皆様の協力のもとに運営しています。居場所に集まる子どもたちの多くは、不登校であったり、障害がある、感覚過敏があるなどの理由で、本来子供時代にできたはずの他者との関わりの中で生まれる社会体験が、圧倒的に不足しています。そんな子どもたちのためにもっと多くの体験の場を作っていくことで、子どもたちの未来が開けていくと信じています。応援よろしくお願いします。