こんな団体です
2018年から居場所づくりや地域づくりを目的として小谷村で活動をしている任意団体です。
人口が3000人を切り、年々人が減っている小谷村。“ないもの”はたくさんありますが、地域の方の力でできることもたくさんあり、みんなが「ちょっと何かやってみる」きっかけづくりをしています。
お買い物しながら交流できる場や子どもから大人までいろんな人がおしゃべりできる食堂など人が賑わう居場所を作ったり、コロナで活動ができない時期も経て、オンライン勉強会の企画運営、映画会×駄菓子屋やワークショップなど、多くの方にご協力いただきながら“地域にニーズがありそうなこと”と“自分たちができそうなこと”を掛け合わせてきました。
これからは、学校が苦手な子どもたちも行きやすい場所も作っていきたく、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。
こんな特色ある学びを行っています
「学校が苦手な子どもたちも行きやすい場所」を、雪国の昔ながらの暮らしと知恵が息づく民家を拠点に、まずは平日に月1回開催できるよう準備中です。
小谷は小学校・中学校ともにひとつで、1学年1クラスです。高校はありません。登下校はクマ対策もあり、バスや親の送迎が主で、友達と遊びながら通学できず、自宅の近くに子どもがいない地域もたくさんあります。子どもは大人たちが当たり前にしてきた“遊び”や“関係づくり”の経験が不足しています。学校に行けなければなおさらです。
子どもたちの主体性を大切にしながら、その“遊び”や“関係づくり”を一緒にやっていきます。
自然を楽しむ遊びも小谷にはたくさんあります!遊びを通して気づいたり、他者と関わり思いやったり、多くの経験が生まれます。やってみたいをやれる、自分らしく過ごせる居場所。
小中高生や学生はもちろん若者も、また活動を通して広い世代の多様な方と交流する拠点を作っていきたいです。
今年度は認知を広げ、必要とする人に届けていきます。
これから予定する具体的な取り組み内容
今秋Open予定。最初は平日月1回から取り組み、来年度には月2回ほど通常開催を目指しています。
それぞれが自由に過ごすことをベースに、まずは場や人に慣れてもらいます。子どもが自発的にやりたいことを提案できるようになれば、一緒に企画をしてチャレンジします。“企画”はそこに来ている人は大人も含め誰でも可能で、参加は自由です。
子どもたちが自ら提案でき、いろんな子が企画の機会を持てるようにスタッフがサポートします。実施の際は企画した人が「リーダー」となり、参加者をまとめてもらいます。
また、小谷には地域の方たちが築いてきた知恵、昔から続くサステナブルな取り組みがあります。地域の達人をゲストに迎え、これからの社会を生きていく子ども・若者たちにも知ってもらい、各々の感性で感じてもらう機会も用意していきたいです。
企画例)外遊び 農作業体験 DIY ビオトープ観察 探検 雪遊び 地域の仕事を知る 料理 ゲーム プログラミング 手芸 絵を描く 音楽 など
応援よろしくお願いします
昔は学校の外でも、子どもが他の子どもたちと遊んだり、地域の大人と関わる時間がありました。今の子どもは学校と家の間に余地がなく、決まったコミュニティの関係しかない子も多いのではないでしょうか。その中で何かが引っかかると、息苦しくなってしまいます。なかなか外に出られなくなると、いろんなことにチャレンジしたり、自信をつけていく機会も減っていきます。
「わくわくおたり」は楽しみながら地域の課題と向き合い、小さなアクションを起こしていく活動をしてきました。苦手なことがあっても、くらしに“わくわく”を増やしたい!
人が交流し、つながって、広がっていく。小さくても誰かのチャレンジが生まれたり、自分をちょっと認められたり、やってみたいがつながる。自分にやさしく、ひとにもやさしくできる場所。小谷でもそういう“いいどこ”(=いいね/大丈夫)な場所を育んでいきたいです。応援をぜひよろしくお願いいたします。