こんな団体です
「伊那まち BASE」は、日本財団の【子ども第三の居場所】コミュニティモデルとして、中心市街地の空き店舗をリノベーションして2021年11月7日に生まれました。平日15時~19時までの「子どものじかん」を実施しながら、この2年間で子どもだけでなくシニア層も含む地元住民が集まる憩いの場になっています。壊れたおもちゃを無料修理する「おもちゃの病院」開催日には、子どもが修理作業に手を出してみれば、おもちゃドクターが優しく見守ってくれ、キッチンやお菓子工房を利用する大人が子どものために、時には子どもと一緒にお菓子を作ることもあります。家族や親せき以外の大人と触れ合ることができる、温かい居場所です。
こんな特色ある学びを行っています
地元のフードバンクから提供された食材などで自分たちのおやつを作ったり、子ども自身も手伝う「子ども食堂」も行っています。2023年11月からは見知らぬ誰かのために先払いして食事をプレゼントする「恩送りチケット」を導入し、そのチケットで「恩送りカレー」を食べることができます。放課後の子ども達が1つのカレーをシェアして食べたりしています。
子ども放送局、プログラミング体験、おやつ作り、工作など子どもたちの「やりたい!」を大切に活動しています。そして大人たちの「やりたい!」も実現できる場所なので、自分の得意なことと真剣に向き合い、趣味の域から一歩踏み出す挑戦をして焼き菓子を作る大人の姿を見ることができるのも、貴重な体験だと思います。
また、市内公立保育園の指定園児服のリユースも行っています。すぐに汚れ、サイズアウトする園児服。卒園した家庭から譲ってもらったものを次の子ども達のために渡しているのを子ども達は見て、困った時はお互い様、ギブアンドテイクという考えを体感できる居場所です。
これから予定する具体的な取り組み内容
あらゆる分野の得意技を大人も子どもも一緒に学び合う場所なっていくように、常に人との繋がりを大事にし、企画していきます。手軽に楽しめる遊びや楽器を教え合うプログラム、学業の学び直しをしたいと願う人たちのための企画を実施し、外国籍市民も気軽に来て共に学び合う場所にしたいです。既にシニア大学の卒業生も行き来しているので、地域の小中高校と他の団体(シニア大学を含む)との横の繋がりを強みとする居場所を目指します。
応援よろしくお願いします
3年間の日本財団の【子ども第三の居場所】助成事業が、今年度で終了します。地元の子ども達が放課後に気軽に来て高校生や地域の方々と触れ合いながら成長し、地域全体で子どもを育む拠点であり続けたいと願っています。
「地球規模で考えて、地域で行動する」という言葉がありますが、私たちは「将来目線で考えて、地域で、今、行動する」ことを実践しています。どんな「まち」を創り、子どもや孫たちに残していきたいか。それを共に考え、応援してくださる方々をお待ちしています。
インスタグラム:inamachi_base
HPの活動履歴ぺージ:https://inamachibase.jp/diary/
伊那市「子どもの未来応援隊」活動HP
https://www.inacity.jp/kosodate_kyoiku/ikujishien/kodomonomiraioen/event.html
伊那市「子どもの未来応援隊」活動報告HP
https://www.inacity.jp/kosodate_kyoiku/ikujishien/kodomonomiraioen/hokoku.html