こんな団体です
2007年4月から園舎を持たない森のようちえんぴっぴがスタートしました。どんなお天気の空の下でも、好きなことをみつけてじっくりと遊びます。2歳から5歳の子ども達が森や仲間と繋がる時間は、出会いや関わりが生まれ、笑い、泣き、怒り、驚き、迷い、喜び、気づき…があふれています。「ありのまま」「ゆったり」「ひろがる」「わかちあい」を大切に、大人も子どもも心地よい在り方を築いていく場になればと願っています。
こんな特色ある学びを行っています
絵本も、話し合いも、遊びも、食事も、とにかく野外で暮らしています。寒くても動き回れば暖かくなることも、焚き火があれば冷えた手もお弁当もホカホカになることも、暑ければ水に浸かって涼むことも暮らしの中で学んでいます。ランチでいただくご飯は、お米の種まきから代掻き田植え稲刈り脱穀までぴっぴの田んぼでつくります。ぴっぴのお米は、手作りのかまどで羽釜炊き焚きです。火起こしも子ども達が喜んでしてくれるお仕事です。5歳の子どもたちが飯盒で焚いてくれることもあります。ぴかぴかの甘いご飯になります。季節になると誰からか「流しそうめんやりた~い」って聞こえてきます。
そうすると食べる楽しみだけじゃなくて、自分たちで竹を採りにいって割いて準備するところから楽しみます。
これから予定する具体的な取り組み内容
ご飯を薪で炊くのは一年中。気温の低い軽井沢にあるぴっぴでは、秋から春までは暖をとるのに焚き火を囲んでの生活は毎日の暮らしのスタイル。焚き火は森での暮らしを豊かにしてくれます。薪の調達は大切な仕事になります。また、春から秋まで畑や田んぼでの作業が盛んになります。作業で森を出る時には、子ども達の健康や安全を守るためにタープや水タンクや作業に必要なたくさんのものを運びます。また野菜やお米の収穫もあります。このような作業を軽快にまた安全に子ども達と取り組んでいくにもいつでも使える軽トラックの所有が必須だと感じています。
応援よろしくお願いします
「ないことの豊かさ」があることをモット―にいつでも自然体で自分たちのできることを無理せず取り組んでおりますが、今回は人間では及ばない文明の力を借りることで、よりよい環境を作っていきたいと願っています。森で暮らす子ども達、生きる力をのびのびと育む子ども達のためにぜひ応援をお願いいたします。