こんな団体です
21世紀を生きる子どもたちにとって必要不可欠であるITを使って学習支援をしていくことで、不遇にあった子どもたちを学校や社会へ、そして明るい未来へ繋いでいきたいと考えています。「かささぎ」は七夕伝説において、彦星と織姫星を“つなぐ”役割を果たしていますが、私たちはそんな子どもたちと社会を銀のタブレットで“つなぐ”かささぎになりたいと考えています。
2012年4月 ボランティアグループ発足 2012年7月 東京児童相談所一時保護所で学習支援活動を始める 2013年5月 特定非営利活動法人登記 2013年5月 日本子ども虐待防止学会加盟 2014年4月 長野と東京の児童福祉施設での学習サポートを始める 2016年子ども食堂での学習サポートを始める 2017年 プログラミング教室を始める 2020年 ちくま未来教室でIT学習支援の居場所を始める 2022年 長野市生活支援課困窮家庭学習支援事業を受託する。 2022年 日本ライオンズパートナーとなり寺小屋事業を始める。
こんな特色ある学びを行っています
児童養護施設や子どもの居場所で学習支援活動を行い、子どもたちの学習する意欲を向上させ、確かな学力を身につけるため活動しています。iPadというICT機器を使ってつまづきを発見し、学生ボランティアが学習補助することで、進んで自学に向かわせる意欲を起こすような教育環境を整備することこそ、社会的に問題になっている、教育格差の是正に繋がると考えています。
これから予定する具体的な取り組み内容
現在、かささぎの学習支援は、児童養護施設5か所、子ども食堂3か所、昨年度は年間のべ824人の子どもたちが学習しています。しかし、施設での支援回数が月2回で全員の子どもが学習できない時があります。他の施設からの要請も多く、今年度の目標は施設7か所 延べ年間1000人の子どもたちに学習するチャンスを増やしたいと思います。施設の子どもたちは普段ICT機器に触れることがありません。ボランティア学生のようなお兄さんやお姉さんも周りにいないので、訪問を指折りまっている状況です。
今までは、会費や助成金で賄ってきましたが、子どもたちへの学習支援は無料で行っているため、運営費が足りません。そのための資金をみなさまにぜひお願いします。
応援よろしくお願いします
「ICTは学力向上に役立つ」、それは私の10年来教育現場でICT活用支援に取り組んできた実感です。12年前に、偶然虐待を受けた子どもたちが保護されている一時保護所へ行きました。そこは、保護されているため学校へ通うことは出来ず十分な学習環境がありませんでした。iPadを使った学習支援をすること提案し学習ボランティアを募ったところ、東大生を中心とした学生が集まり毎週一度の学習支援が始まりました。施設の子どもたちは、それまでの家庭環境から習熟度は様々でしたが、一人一人に合わせた指導がICTでは可能であり、多くの子どもたちが学習支援日を待っていてくれるようになりました。私たちは彼らとの経験を全国の不遇な子どもたちへも伝えていきたいと思い、NPOとして活動を始めました。現在は、長野と東京の児童養護施設、子ども食堂を中心に活動しています。
今まで活動費は自費や助成金で賄ってきましたが、多くの子どもたちが楽しみにしているのに対し、訪問できる回数や時間に限界があります。私たちの活動や理念に賛同いただき、多くの皆様にご支援をお願いします。