こんな団体です
Iターン者と地域住民との交流による新しいふるさとづくりを目指して2006年に設立。2007年度から自然、歴史、文化を学びながら歩く「ふるさとウォッチング」、2015年度から地域ガイド育成「案内人の教室」、2018年度から地域の市民団体と協働で文化遺産の保全活用を目指す「安曇野ふるさと遺産」に取り組んでいます。
これまでの活動成果を子ども達に還元するため、2021年度から子ども達の探究学習支援「ふるさと探究」をスタートしました。当会の会員の半数はIターン者で、元教員、建築士、農家等の多彩な会員の会費で運営している市民団体です。専任の職員も専用の事務所も無く、役員も無報酬で活動しています。
こんな特色ある学びを行っています
「ふるさと探究」とは、これまでの地域資源の掘り起こしや人材育成のノウハウを活かし、フィールドワークにより小中学校での探究的な地域学習を支援する活動です。この活動により子ども達のふるさとへの関心を深め、将来の安曇野を担う人材育成につなげていくことを目指しています。
「ふるさと探究」では、知識を教えるのではなく、子ども達が気づき、考えることを重視し、写真や図主体のワークシートや解説フリップ等を作成し、楽しみながら学べるように工夫しています。対象学年や学校のニーズに合わせて対応するオーダーメイドのプログラムで、2021~2023年度の3年間で4プログラム20講座を実施し、活動事例集にまとめました。
これから予定する具体的な取り組み内容
持続可能な探究学習支援を目指し、今年度より教育委員会、信州大学、国営アルプスあづみの公園等の官民学の連携による担い手育成事業をスタートしました。ふるさと探究の担い手を育成するために、継続的に大学生や教員向けの育成講座を開催すると共に、その成果をハンドブックにまとめて活動の輪を広げていきたいと考えています。
応援よろしくお願いします
2021~2023年度は長野県元気づくり支援金事業として実施し、小中学校11事例を含む4プログラム20事例を活動事例集にまとめ、2022年度優良事業として県知事表彰受賞をしました。今年度も既に4プログラム9団体から依頼を受けていますが、学校予算は限られているため、独自予算での経費負担が大きな課題となっています。
今の小中学生は通学路以外を歩くことはほとんどなく、安曇野について地域で学ぶことも、地域の人と触れ合う機会も限られています。大学生と交流しながら地域を歩くことでふるさと安曇野の良さに気づき、安曇野のまちづくりを考え、そして共に将来の安曇野を担う人材に育ってもらうことを願っています。私たちの活動に共感をいただける方は、是非応援をよろしくお願いします。
活動内容はこちらで
「ふるさと探究安曇野」 https://azumino-sanpo.info/furusato-tankyu-azumino/
団体概要はこちらで
「NPO法人安曇野ふるさとづくり応援団」 https://azumino-furusato.com/