こんな事業です
「電動車椅子サッカー(パワーチェアーフットボール)」は、電動車椅子に乗ってプレーする「足を使わないサッカー」です。運動機能の制約が大きい比較的重度の身体障がい者でも、電動車椅子の操作さえできれば、自由にプレーできるという画期的なスポーツとして、1982年に大阪で考案されました。
電動車椅子の操作さえできれば、年齢や性別を問わず誰もが楽しめるサッカーです。選手たちは手・足・顎・口など、それぞれの使用可能な身体部位で電動車椅子を操作し、電動車椅子の前に取り付けたフットガードで直径32.5センチのボールを巧みに操り、パスやシュートなど迫力あるプレーを展開します。
多くの障がいを持った仲間たちが、「観る側」から、「プレーする側」となり、夢や希望を持つことが出来るこのスポーツを、普及・発展させるべく、私たちは日々活動しております。
ですが、身体的、資金的サポートが不足しており、活動一つとっても選手・スタッフ・家族への負担が大きく、競技普及が思うように進んでいないのが現実です。
これを実現します
第20回全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」が、2020年10月24日~26日に開催されます。この大会より電動車椅子サッカー(パワーチェアーフットボール)が初めてオープン競技として、2020年10月17日~18日に行われる予定です。
この大会に長野県選抜チームを結成し、派遣するべく準備を進めております。初の大会での、初優勝を目指します。
なぜこの事業に取り組むの?
障害を持った仲間たちにこのスポーツは多くの希望を与えてくれます。ルールの上で「平等な世界」は、多くの障がい者が普段経験することの少ない世界です。このスポーツを通し、目標ができます。気持ちが前向きになり、積極的にコミュニケーションをとれるようになります。試合や遠征を通し、体力の維持・向上、また精神的な自立を促し、それはやがて生きる自信にもなります。
選手たちはもっと多くの試合経験を積みたいという願いがあります。第20回全国障害者スポーツ大会もそのうちの一つです。この大会に出場することは選手たちにとって、この上ない貴重な経験となるはずです。
また選手選抜選考練習会を重ねることで、選手たちが刺激し合い、自らをアピールする中で、考え、成長していくことと思います。
具体的な取組み内容は?
長野県選抜チームを結成するため、監督、スタッフを募集・決定し、2019年度より選手選考を兼ねた選抜練習会(2ヵ月に1回程度)を開始しています。今後は他県のチームとも強化試合をしたいとも考えています。技術だけでなく、体力・日程共に鹿児島遠征が可能である選手を6人以上選抜します。
大会や普及イベントを開催しつつ、鹿児島遠征へ向けた協賛金を募り、資金確保にあたります。
2020年10月17日~18日、第20回全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」へ長野県選抜チームを派遣します。
応援よろしくお願いします!
選手たちはスタッフ・ボランティア・家族、多くの方のご支援の中で、感謝しながらスポーツができる歓びを感じています。パワーチェアーフットボールチャンピオンシップジャパンやワールドカップという目標の中で、夢や希望を抱きながら、全てを賭けてプレーしています。今回の全国障害者スポーツ大会も新たな大きな目標の一つであります。
どうか私たちの活動と、この事業にご理解をいただき、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。