活動目的

この法人は、アスベスト問題が国民の日常生活の健康と安全にかかわることであることが国民に十分周知されず、一般的には労災問題として限定的に認知されているに過ぎない状況であること、戦後の高度成長期に多数建設された建物が平成40年にはその解体のピークを迎え、それに伴うアスベスト飛散問題が広範かつ深刻になることを予見できる状況であること、東日本大震災のガレキ処理にも存在する問題でもあることに鑑み、このアスベスト問題の実態を明らかにすることに貢献するとともに、アスベスト処理のために関係多方面と協力して健康で安全な日常生活を確保することに貢献することを目的とする。

活動実績

平成27年度
・国土交通省の所管する石綿含有建材調査士講習会のながの開催に協力した。
・９月24日　副知事と面談で石綿対策の基本的事業として、「台帳整備事業」に長野県も早急に取り組むよう要請した。
・１月30～31日　石綿問題対策総合研究会での講演に参加し、長野県におけるアスベスト問題の現状について報告した。（会場：東京工業大学）

平成28年度
・９月21日　リレー講演会にて、「リスクマネージメントにおけるアスベスト対策」について発表した。（会場：長野市ものづくり支援センター５階）
・11月19日　長野市で実施された石綿含有建材調査士講習会の実施研修に協力した。（主会場：石川県金沢市）

団体概要