活動目的

　高齢化が急速に進んでいる。核家族化、夫婦共働き世帯の増加、老々世帯の増加等で家族の介護力は著しく低下し、地域住民の将来への不安は増す一方となっている。厚労省によると2009年に死亡した人の8割は病気や診療所で看取られている。国の推計では年間死亡者数は15年後160万人を超える。それに対して病院や福祉施設のベッドは明らかに不足する。今後、介護難民や看取り難民が多数発生すると予測されるが、医療や福祉だけで対応するのでは対処できなくなる。
　そこで、地域住民が立ち上がり地域で支えあう仕組みを今から準備していく。住民・医療・福祉が共同して高齢者・要介護者を支えあう新しい方式を推進していく。

活動実績

◆認知症サポーターレベルアップ講座の実施
　・・・平成26年度3回実施の認知症サポーター講座受講者に対する更なるレベルアップ講座
　○ 平成26年度認知症サポーター養成講座の実施。（3回）　参加者 各80~85名
　○ 「地域において安心して老いを迎えることのできる社会をどのように作ってゆくか」
　　の講座実施。　参加者約110名
　○ 「認知症の方への基本的な接し方、考え方」の講座実施。　参加者約150名

◆北小5～6年生 各80名対象に認知症サポーター講座実施

◆住民ふれあいイベント（花の球根植え）の実施
　・・・チューリップの球根植え

◆エンディングノート作成・普及事業の実施
　・・・平成26年度はお薬手帳の最終頁に貼付するミニエンディングノート「いのちの選択」作成

◆シンポジウムの開催
　・・・少子高齢化社会を迎えるに当たり、地域社会としての取り組みは何をなすべきかをテーマ
　に実施予定

団体概要