活動目的

　県都・長野市を山麓に擁する、上信越高原国立公園・飯綱山及び飯綱高原等の森林・湖沼・湿原の再生・保全活動とその持続的利用を図るとともに、地域住民はもとより癒しを求めて訪れるすべての人々との交流と共生を通じて、地域の活性化と観光振興に寄与する。
　また、飯綱高原及び周辺地域に存する遊休農地等の再生・活用に係る活動や歴史・伝統・文化の継承に係る活動を通じて、農業の振興、子どもに対する食育の推進、地域資源への再認識を図るとともに、地域の住民自治組織との協働により、新たな風土の形成とコミュニティの創成を図る。

活動実績

◆飯綱高原地域内にある遊休農地の再生・活用事業
１）営農活動、食農体験イベント「いいづな農楽舎」などを通じて、一層の農地活用と中山間地の課題解決を図る。（５、７、１１月）
２）ヤギを活用した除草活動、ふれあい体験、レンタル事業を本格的に展開する。ヤギを通じて、遊休農地の問題に関わりの薄かった層への寄付・ボランティア活動の拡大を図る。小屋を増設して、飼養環境をさらに整える。（随時）

◆「地産地消・食育」推進事業及び飯綱高原地域振興事業
３）テレビ信州との協働事業がリニューアルし、「里山まるかじり大作戦」と称して、一般の方への「食育」の他、里山への理解を深める活動を行う。（５、６、７、１０、１２月）
４）芋生小学校の児童とともに、引き続き「ふるさとの山」の再生活動を進める。完成したツリーハウスを使った活動を中心に、四季を通じた植物、動物などの自然観察、除伐などの育林作業を通じて、地域への愛着を育む。（６、８、１０、１１月）

◆いきがいづくり、地域支え合い事業
５）「カフェ＆サロンよのや」において、大豆サークルの支援や気軽に交流や情報交換ができる拠り所の運営を行う。（随時）

◆地域振興事業としての観光事業・体験教育の提供（飯綱高原ビジターセンター運営事業を含む）
６）長野市ボランティアセンター、長野高校スーパーグローバルハイスクール、長野県職員研修などでのボランティア、体験教育・研修を積極的に受け入れ、地域の問題をともに考え、解決への実践につなげる。（随時）
　また、飯綱高原の観光事業者と連携して、地域資源を活用したイベントの開催、交流・ふれあいを創出することで、飯綱高原の地域活性化に引き続き取り組む。（随時）

団体概要