活動目的

主に上伊那地域で、農作物を始めとする資源循環システムを作ることに関する事業を行い、化石燃料一辺倒の資源消費の是正、二酸化炭素、硫黄酸化物等の発生を抑制することによる環境悪化の軽減、廃棄物の発生抑制、農地荒廃の防止、他国の資源に過度に依存しない自立した平和な社会の構築、及び環境を大切にする青少年の育成に寄与する。

活動実績

　エネルギーの地域内自給に向けて、主に菜の花に着目し、ナタネ栽培とそこから得られる油を食用にし、使用後の油を回収して、バイオディーゼル燃料（以下、「BDF」とする。）を生産するナタネ循環システムの構築に向けた活動と事業を展開しています。
　上伊那地域の飲食店、配食事業所、宿泊施設等から廃食油を回収してBDFを生産、各事業者の配送用車輌、個人のディーゼル車、農作業車輌、発電機の燃料として供給し、二酸化炭素排出削減に効果を上げています。
＜2015年度＞
BDF供給量　5560ℓ、CO₂排出削減量　12.4ｔ
＜2016年度＞
BDF供給量　5665ℓ、CO₂排出削減量　12.6ｔ
　事業開始の2006年1月から2017年3月までの累計でBDF供給量95,374ℓ、CO₂排出削減量210.1ｔとなっています。
　また、環境教育としてBDF製造施設の見学受け入れを実施し、上伊那農業高校などから視察を受けています。

団体概要