学校法人ダニエル・ノーマン記念学園 軽井沢幼稚園
活動目的
大切な幼児期に、それぞれの発達段階に応じて一人一人の賜物を健全に伸ばし、心と身体を育てる。
意欲のある子ども、感謝ができる子ども、友達を大事にする子ども、大丈夫だと思える子ども、自己肯定感を持てる子どもを育てる。
活動実績
地域の方から、夏には平和の話、節句ごとに昔の暮らしや、伝統文化の意味や由来を聞いたり、お茶を点てていただき大切な作法の心得を教えていただいた。子どもたちは地域の方々が何か大切なことを話していることを感じ、真剣に話をよく聞いていた。また、近くのグループホームへ花を届けたり、ハロウィンにはお菓子をいただいたりして周りの大人に大切にされて地域で育っていることを知った。夏にはサマープログラムや、山梨県の白州へ行き水遊び、大きな川で大自然を感じたりキャンプ場で火起こし体験、猟師の保護者から森の動物の話を聞いた。また日常の外遊びで気温の変化による自然の変化にも気が付いたり、たくさんの発見を楽しんだ。
二次避難所である神社は、100年を超える大木が何本もあり苔が生い茂りでこぼこの起伏のある広場に参道がつながる。舗装されたまっすぐな道ではなく木の根っこや小さな丘の起伏は足首や膝を使わないと上手に遊べない。子どもたちは自分でバランスを取りながら、何の道具もない広場で木の洞や大きな幹を宇宙船やお家に見立てて空想力豊かに遊んだ。親子遠足では、動物の習性など猟師の保護者から話を聞いたり森の中での注意など教わった。また、竹の棒にパン生地をまいて焚火で焼いて食べたり火の熱さを身近に感じながら野外でパンを焼いて食べる楽しさを味わった。電車に乗ってビオトープへは年間通して種イモの植え付け、水やり、収穫などで関わり水辺の生き物なども捕まえてその命の尊さや扱いなどについて考える時を与えられた。地域の方にはハロウィンでお菓子をいただいたり、グループホームへの訪問、戦争を体験されている卒園生の方からの体験談などを通してお世話になった。また雛祭りのお茶会ではお点前を頂戴し、本物の季節のお菓子とお抹茶を頂き日本の伝統文化を知る経験ができた。年間通して節句ごとにその意味や由来もお話に来て下さり、子どもたちが地域の中で育てられたことを感謝する1年だった。気温の低さを利用してデザート作りも楽しんだ。
団体概要
団体番号 | 495 |
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団体名 | 学校法人ダニエル・ノーマン記念学園 軽井沢幼稚園 |
団体責任者 | 高石 久美子 |
所在地 | 〒389-0102長野県北佐久郡軽井沢町786-1 |
TEL | 0267-42-3071 |
ホームページ | https://karuizawayochien.ed.jp/ |
karuizawa@siren.ocn.ne.jp |