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大町市の「塩の道ちょうじや」。新潟から信州へ運ばれる塩の入口として栄えた様子を今に伝える施設です。
先月、海と日本プロジェクトin長野2018「信州 塩をめぐる冒険」に参加する小学生20人が、この施設を見学しました。塩を通して、海の役割や、海とのつながりを学びます。
ここには塩の運搬に関わる様々な資料が展示されています。「歩荷」と呼ばれた人たちは、およそ60キロの塩を背負い歩いたといいます。
塩を貯蔵した「塩蔵」もありました。「苦り」を集める仕組みも当時のまま残されています。大切な塩と、それを生活に生かす工夫。子ども達は、遠く海から運ばれる塩の貴重さを改めて心に刻みました。