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海と日本プロジェクトin長野「信州 塩をめぐる冒険」に参加する大町市の子ども達が地元に残る塩の道を訪ねました。
大町市と白馬村境にある佐野坂峠。
沿道に立つ、古い石仏が目をひきます。
子ども達は、大町市の元教育長・荒井和比古さんに教えられ、
石仏に書かれた文字を読み、作られた時代などを調べました。
石仏は33体あり、佐野坂西国三十三番観音像と呼ばれます。
並ぶように立つ大きな木は、雪深い峠道の目印となるよう植えられたもの。
重い塩を背負い、この道を行き来した人達は、沿道の観音に、旅の無事を祈ったそうです。
子ども達は、塩を運んだ昔の人の苦労に、思いを馳せていました。